神奈川観光

寒川神社 古来唯一の八方除けパワースポット神社 お宮参り・七五三・初詣情報も

寒川神社



寒川神社(さむかわ-じんじゃ)は、神奈川県高座郡寒川町宮山にある神社です。

古来は日本で唯一の八方除の守護神としてのご利益が人気あります。
特に江戸(東京)の裏鬼門を守る位置であることから、とりわけ八方除け・方位除けの神様として信仰を集めています。
そのため、厄年の方は、日本全国から、わざわざ寒川神社を参拝して厄払いされる方も多いです。
悪い言い方として申し上げれば、他の八方除けを称している神社は、寒川神社を真似したとも言えます。



ご利益は、すべての悪事災難をとり除いて、福徳開運を招いてくれます。
そして、生活に限りない恩恵をもたらしてくれると言う、なんとも、かなりスゴイご利益になっています。
すべての禍事・災難を取り除いてくれて、家業繁栄・福徳円満となることから、視聴率が気になるテレビ局関係者からも信仰されています。
特にご利益があるのは、正月から節分にかけての約1ヶ月間ですので、混雑するお正月の初詣の時期を少しずらしても良いでしょう。

寒川神社

八方除けのお守りは、色によってご利益が異なります。

黄色 金運向上・職業繁栄
赤色 縁結び・家庭円満
白色 開運招福・万願成就
紫色 健康回復・身体健全
青色 成績向上・目的達成

パワースポット

寒川神社の本殿裏手にある神嶽山には湧き水が出ていますが、通常は立入禁止のパワースポットで、御祈祷を受けた方のみ入苑可能となっています。(冬季は閉鎖、月曜定休)
八方除けの展示などがある方徳資料館も、御祈祷された方のみです。
御祈祷は3000円から可能です。

相模国の一之宮にもなっています。
一の宮と言うのは、平安時代に、その地域で最も社格の高い神社と認定されたと言え、大和朝廷から国司が派遣されると、一番最初にお参りした神社であると言う意味になります。
創建はもっと古く、少なくとも西暦400年頃には存在していたことが史料からわかっています。

寒川神社

初詣の参拝者数は神奈川県内の神社では鎌倉市の鶴岡八幡宮に次いで2番目になる約50万人がお正月に訪れます。

主祭神は、寒川比古命(さむかわひこのみこと)と、寒川比女命(さむかわひめのみこと)と、独立している神様ですので、珍しいです。

弥生時代の頃、海水の水面がもっと高かったことから、海岸線はもっと陸の中にあり、寒川神社がある付近が海岸であったと推定されています。
そして、相模川も今の位置とは異なり、寒川神社の脇にあったものと推測されます。

相模の場合、農耕の神様として大山信仰が古くからあります。
恐らくは縄文時代からです。
夏至には大山、春分と秋分には富士山、冬至には箱根山と太陽の方角が交差するレイラインの位置が寒川神社がある場所となります。
このレイラインとしての太陽との関係は、大湯環状列石のストーンサークルなどにもみられる特徴です。

そもそも「サ」と言う発音は、神様を表すと考えられます。
古代日本における山の神は「サ神」でして、神様が春になると山から下りて、気候も暖かくなると信じられていた訳です。
「猿」(サル)は、山に住み、里を訪れるため神の使いと信じられ、山からの道を「坂」(サカ)と言い「里」(サト)に神様が降りて来ると言う事です。
下がると言うのは、もともと「さかる」(離れる)と言う意味合いがあり、神様が下がってくる「御下がり」(オサガリ)を待ったのです。
農耕からの自然信仰ですので、ちょうと田植え前の春の時期に見事に咲く(サク)花も「桜」(サクラ)と「サ」がつきます。
神様が降りて来たから咲いたのだと言う事ですね。
田植えの時期は「五月」(サツキ)で五月雨(サミダレ)てせ、必要な雨も降り、早苗(サナエ)を田植えをする女性の事は早乙女(サオトメ)と呼ぶわけです。
そんな神様を迎える時に使った、入ってくださいと言う古い言葉は「イザ」と言います。



「笹」(ササ)や「榊」(サカキ)は、神聖な植物で、お供え物にも使用したりします。
そのお供え物も、サカナ(魚)をオサラ(皿)に載せて献上し、サケ(お酒)をサカズキ(盃)にて捧げる(ささげる)ので、捧げもの(ささげもの)と呼びます。
子供ができることを、授かる(さずかる)、幸福な事を、幸い(さいわい)と言い、「幸」(サチ)は、サ(神様)に集まってもらいたいと言う願いがこもっています。
そのため「幸が訪れますように」と神社で祈るのです。

勝と言う事を「勝る」(まさる)とも言いますが、今でこそ雨具だと連想する「傘」(かさ)も、昔は、天空を覆って守ると言う権力の象徴でしたので、サ(神)よりもスゴイだろうと主張する意味合いがあったのでしょう。
悪事を「裁く」(さばく)のも権力の象徴です。

このようにサと言う字は、神様を表すと考えられることから、日本の国名では「サ」がつく地名も多いです。
薩摩、讃岐、佐渡、上総、下総、若狭、土佐、武蔵など・・。
山の中で道に迷ったりすることを「彷徨う」(さまよう)

相模川(さがみがわ)と呼ばれている川の名の由来も、サ神が住む川(サ神様の麓を流れている川)と言う事で、神社はそのまま寒川(サムカワ)で伝わり、川そのもまはサガミガワと言うようになったとも推定されます。
今でこそ、堤防があるため、相模川からは離れていますが、昔、洪水でもすれば、寒川神社の近くまで川の水が達していたと考えても無理はないでしょう。

境内(けいだい)と言う言葉でも、サカイと読む漢字「境」が使われていますが、そもそも「境」(サカイ)と言うのは、神様がいる領域との境目と言う意味になります。
その境には「柵」(サク)が設けられました。
相模国と武蔵国の間に、境川(サカイガワ)が流れていますが、神が住む相模国との境目なので境川と呼ばれたのです。

その相模は、さかふ(境ふ)であり、神(サ)が(ガ)住む(ム)川(カワ)と言う事で、サガムガワ、サムカワですね。
いつしかムが転じてミと発音されて、サガミガワとなり、漢字が日本に入ると、相模川と書かれました。
神様が居座る場所を「イワクラ」(磐座)と言いますが、サムクラが転じてカマクラ(鎌倉)と言う事でしょう。
相模国のことは古事記では「相武国」(サガムノクニ)、歌では佐賀牟(さがむ)と記されていおり、和名抄では佐加三(さかみ)となっています。 

もちろん、古代のことであり、よくわかっていません。
当然ながら推測であり、諸説もあることですし、反論される方もおられるかと存じますが、ひとつの説としてご理解のほど賜りますと幸いです。

稲作を行うようになると、その土地での実力者が現れます。
その有力者が祀られたのが、寒川神社と言う事になります。
寒川神社に祀られている、寒川比古命と寒川比女命は、この地を栄え(サカエ)させた、実績をたたえられた夫婦だったのでしょう。
実際に、寒川神社の周辺には古墳も点在します。

戦国時代に武田信玄小田原城を攻撃した際には、寒川神社に立ち寄り、兜(かぶと)を奉納したとされ、国の重要美術品に指定されています。

お宮参り・七五三

寒川神社でのお宮参り・七五三は、予約不要です。
受付時間は朝8時~17時(年中無休)で、御祈祷の申込も可能です。
一般的にお宮参りする時期は、生まれた日を1日目と数えて、男の子は生後31~32日目、女の子は生後32~33日目とされていますが、時期はお母さんと赤ちゃんの体調などを考慮して、近い日にちであればよいでしょう。
お宮参りの初穂料は、3000円、5000円とありますが、1万円にしますと、お札やお守りだけでなく「お食い初め用の漆塗り食器」(おちゃわん、おわん、お皿、お箸、お盆)のセットを頂けるようです。(変わることもありますので、現地で確認願います。)
別途、会食や写真、衣装などをセットにしたプランもありますので、ご確認願います。
初節句も可能です。

寒川神社のお宮参りプラン
※上記のプランを使わなくてもお宮参りとしてご祈祷だけお願いすることは可能です。

寒川神社

七五三も、レンタル衣装を借りて写真撮影をしたあと、寒川神社にお参りすることが可能です。
なお、寒川神社でも、衣装や写真撮影のセットプランもありますので、クルマで移動が困難な場合などには、神社の七五三プランを早めに予約した方が、ラクラクかもしれません。

寒川神社の七五三プラン
※上記のプランを利用しなくても、七五三のお参りだけ、御祈祷だけも可能です。

御祈祷は土日祝などは混雑することがありますので、控室で待つと言う事も考慮して準備しましょう。
そのほか、神前結婚式なども可能です。

御朱印(御朱印帳)は、社務所もしくは御祈祷受付にて受付してもらえます。
また、第1駐車場近くの人形奉斎殿では、1000円以上の初穂料にて、人形を納めることも可能です。(ガラスケースは持ち帰り)

ペットは境内散策禁止です。

末社 宮山神社

この神社ひとつに琴平社・八剣社・雷社・若宮八幡社・祢岐社・稲荷社・三峯社と、8つの神様が合祀されていると言う大変ありがたい神社です。
家運隆昌、家内安全、無病息災、商売繁盛、五穀豊穣のご利益があります。

宮山神社

寒川神社近くでの食事・ランチですが、お蕎麦(そば)と名物・八福餅が有名だそうです。
寒川神社「鎮守の杜Koyo」や、レストランあおばなどで頂けます。



寒川神社への交通アクセス・行き方ですが、電車の場合には、JR相模線の宮山駅(みややま-えき)が最寄りとなります。
宮山駅から約500m、徒歩7分くらいの距離です。

初詣の時期の駐車場などですが、寒川神社の無料駐車場は、まず止められないと考えた方が妥当です。
目指しても、渋滞がひどくて進みにくいです。
ただし、駐車場が満車になると言うよりは、周辺の民間の有料駐車場があちこちでオープンします。
そのため、渋滞で待っている時間を考えましたら、有料の民間Pに停めたほうが早い場合もありますので、現地でご判断されると良いでしょう。
当方のオリジナル地図でも駐車場の場所をわかるようにしてあります。
お正月3が日は、海老名駅からの直行バスも運行されますので、クルマではなくバスで行くのも一考です。

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髙田

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旅行会社勤務時の経験なども活かしまして国内旅行の情報提供中。
日本航空さんに年間20~30回搭乗して日本国内を巡っており、観光地での楽しみ方、お得な過ごし方などを掲載しております。
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