今回は、長崎は島原・諫早方面に出張してみましたので、また恐縮ですが所要時間などのご参考になるよう記録しておきます。
今回、目が覚めたのが自宅を出る予定よりだいぶ早かったのですが、始発電車に乗れそうだったので、急きょ起きて始発で羽田空港に向かいました。
そして、エアポートラウンジでのんびり過ごして、羽田7時40分発の日本航空・長崎行きを待ちます。
搭乗口は86番。
いや~、何年ぶりでしょうか?
20年ぶりぐらいです。
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まだ、羽田空港の第1タ旅客ターミナルしか完成していなかった頃には、ボーディングブリッジが足りず、空港内の「バス」に一旦乗って、航空機にタラップから搭乗することはありました。
しかし、第2ターミナルも完成してJALとANAが分かれてからは、羽田空港に到着した便で「空港内バス」に乗ることはあっても、出発便ではボーディングブリッジが使えない小型機でない限り、あまりバス使用にはなりません。
そのため、今回、超久しぶりに、空港内のバスに乗っての搭乗となりました。
搭乗開始時間も出発の25分前からと早いのにも慣れていませんでしたが、久しぶりに貴重な経験をしました。
しかし、ボーイング737型は、機内がちょっと狭いです。
周ったコースと致しましては、長崎空港でレンタカーを借りて、初日は、釜蓋城(かまぶたじょう)・原城・日野江城・雲仙ロープウェイ・雲仙小地獄温泉館・雲仙温泉に宿泊。
2日目は島原まゆやまロード経由で島原城・本光寺(丸尾城)・沖田畷の古戦場・鍋島陣屋・諫早城(高城)・玖島城(大村城)・三城城・大村純忠終焉の地(坂口館跡)・サンスパ・おおむら天然温泉「ゆの華」・長崎空港です。
まず、長崎航空でのレンタカーですが、一番安かったスカイレンタカーさんにしてみました。
今年は福岡空港でもスカイレンタカーさんを利用しています。
長崎空港のスカイレタンカーさんでは新車プランにしても安かったのですが、1泊2日の短期出張としては、失敗致しました。
朝9時35分に到着便でしたが、実際にレンタカーに乗ってスタートできたのは10時30分でして、約55分も無駄にしてしまいました・・。
普通なら空港に到着して30分ほどで出発できるはずですので、最初から予定が狂ってしまいました。
まず、長崎空港のレンタカー待合室と言うのが、長崎空港の建物の中にないんです。
外に出て、ずっと左の方角に歩いて行き、なんか商店街とも言えるような平屋の建物がある一室が待合室になっています。
その待合室の意味を、空港内のレンタカーカウンター前と勘違いしてしまった私も悪いのですが、非常にわかりにくいです。
トヨタレンタカーなど空港内にカウンターがあるような業者を選択していれば、そのような間違いも発生しないため、スカイレンタカーさんを選んだ私が悪いのも事実ですが、結局、送迎のクルマもなかなか出発しなかったので、55分も掛かってしまった次第です。
バスや電車はダイヤが決まっていますので、待たされるのは仕方ないとしても、レンタカーはスバッとスムーズに出発できないと価値が落ちてしまいます。
次回から、長崎空港でレンタカーを借りる場合には、多少、高くてもオリックスさんやトヨタレンタリースにしようと固く誓いました。
さて、長崎空港から原城まで、クルマでの行程(移動時間)は約2時間でした。
今回は雲仙の紅葉をご紹介したかったのですが、目論見は見事に潰れました。
2016年の今年は、天候不順で野菜も10年振りくらいの高騰しているくらいですので、スカッと天気が良い日が少ないです。
中腹のあたりは見えるのですが、初日から雲仙普賢岳(標高1483m)は雲に覆われていまして、見えませんでした。
雲仙ロープウェイに乗る計画でしたが、雲仙の仁田峠は下記のような風情になっていました。
山がぜんぜん見えません。
雲の中と言うのも、経験したくても、そうそう経験できるものではありませんが、はるばるやってきたのに残念でした。
また来るしかないな?と心に誓い、雲仙ロープウェイを断念。
そして、雲仙・小池地獄温泉へと向かいました。
・雲仙小地獄温泉 国民宿舎「青雲荘」~乳白色の100%源泉掛け流し
その後、本日の宿である富貴屋さんにチェックインして、下記の雲仙地獄を雨の中散策して参りました。
2日目も同様に雲に覆われており、平成新山の山頂も拝見するには至りませんでした。
雲仙・普賢岳は198年ぶりに噴火活動をはじめ、1991年6月3日に、大規模な火砕流が発生しました。
この時、報道関係者やチャーターされていたタクシー運転手など死者行方不明者43名と言う大惨事となっています。
実は、当時、旅行会社で国内航空担当をしていた私は、知らない間に、NHKさんの報道関係者に長崎行きの航空回数券を売っていたようです。
この惨事は私もニュースでみましたが、その1週間後くらいでしょうか?、まだ30代くらいの女性が、その未使用の回数券を払い戻しにお越しになられたのを今でも記憶しています。
その奥様のご主人さまは、現地でお亡くなりになられてしまい、航空券が不要になったのです。
この悲しい出来事は、ずっと、心の片隅で気にはなっていました。
ご供養と申し上げては、ご遺族の方にも失礼かと存じますが、今回、ようやく現地を訪れる事ができました。
当時は、マスコミも良い映像を撮影しようと、争うように避難勧告地域に入っていた訳ですが、今後も、このような事が無いよう「安全重視」の取材を願ってやみません。
※現在、航空券は電子化されており、チケットレスですが、昔は航空券と言うチケットが必要でした。
下記は全焼してコンクリートの建物だけ残った「旧大野木場小学校」です。
現在公園として整備されています。
しかし、長崎・島原の皆様のクルマの運転は、大分や佐賀に行ったときとあまり変わらなかったです。
進路妨害と言える、脇道から本線に左折する際の見込みの甘さがあり、直進している当方がブレーキを掛けなくてはならないケースが残念ながら島原でもありました。
例えば、北海道では無理せずに本線を走行しているクルマを先に通してから、自分のクルマを走らせると言う感覚で、とても安全を重視しています。
もちろん、私が住む関東でも危ないことはありますが、大阪などの都市部でも、進路妨害されるようなケースは余りありません。
ただし、九州は待てない方が多いなと言う印象です。
普段、本線も走っている車が少なく、見通しも良いので、いつも待たずに(停止せずに)そのまま曲がれることが多いのが、認識不足の原因のような気もしますが、走行している車が来ているのにその進路に入ったら危ないです。
これらはタマタマかも知れませんが、50制限の道路でしたら、せめて50キロは出して頂きたいと言うのはあります。
スピードを落として走るのだけが安全運転ではありません。
九州のドライバー様には、横道から本線に入る時も安全を重視願いたく存じます。
他のクルマにブレーキを掛けさせるような無理は事故の元です。
皆様、交通事故にかぎらず、どんな場面でも、安全は第一です。
先日も横浜で小学1年生が、朝の登校途中に命を落としたと言う悲しいニュースがありました。
自分で勝手にひとり事故を起こすのはまだしも、他人を巻き込むような事の無いよう、お願い申し上げる次第です。
最後は、長崎空港でレンタカーを返す前に、空港近くの日帰り温泉となるサンスパおおむら「天然温泉大村ゆの華」に入浴致しました。
・サンスパおおむら 天然温泉大村ゆの華~長崎空港から近い日帰り温泉
なお、長崎空港のラウンジ情報ですが、大分空港と異なり、通常通りセキュリティーチェックする前のフロアにありました。
そんなに大きくはありませんが、窓から外の景色も見れる明るいラウンジでした。
以上、簡単ではございますが、島原出張の情報でございました。
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