城山展望台は鹿児島市街地の中心部に位置する標高107mの山です。
クスの大木やシダ・サンゴ樹など600種以上の温帯・亜熱帯性植物がある自然の宝庫でもあり、遊歩道が整備されています。
城山展望台からは標高1117mの活火山「桜島」や鹿児島湾(錦江湾)を一望できる「城山展望台」があり、城山は昭和6年に国の史跡・天然記念物の指定を受けています。
その昔は鹿児島城(鶴丸城)の詰めの城「薩摩・上山城」でした。
1352年に上山氏が築いた城です。
ドン広場には土塁が残っています。
なお、明治維新の西南戦争では、西郷隆盛がこの城山に籠り、最後の激戦地となったため、付近には西郷洞窟など西南戦争にまつわる史跡もあります。
そのドン広場の奥には、下記の西南戦争薩軍本営跡の石碑もありました。
余計な話はこれくらいにして、城山展望台の方をご紹介致します。
鹿児島市内を歩いていて、晴れていて桜島がハッキリと見えているならば、ここ城山展望台には絶対に訪れる価値はあります。
天気が良ければ、霧島や指宿の開聞岳も見えます。
また、24時間立ち入ることができ、鹿児島市内の夜景も素晴らしい所です。
西郷洞窟に関しては下記の記事にて触れています。
・西郷隆盛ゆかりの地を効率よく巡る方法と見どころ紹介~鹿児島編
城山を散策する場合には、下記の地図をご参照願います。
麓の中央公園から散歩で登ると約30分といったところです。
鹿児島「城山」への行き方・アクセスですが、無料駐車場は下記の地図ポイント地点となります。
山の上ですので、タクシーを利用して訪れている方も多いです。
駐車場から展望台までは徒歩3分といったところです。
路線バスの場合、JR鹿児島中央駅から、カゴシマシティビュー(城山・磯コース)バスにて約20分、城山バス停下車となります。
このカゴシマシティビューと言うバスは観光地に止まる観光向けのバスで約30分に1本、運行されています。
城山に登るのはバスを使って、帰りは散策しながら麓の「鹿児島城」に降りて行くのも良いですし、西郷洞窟まで歩いて、そこからまたバスに乗って、引き続き観光するのも良いです。
クーポンとしては1日乗車券もあります。
なお、1日乗車券を使うと、割引の対象となる観光施設などもあり、その観光施設は、乗車券を使った当日と、乗車券が無効な、その翌日でも観光施設は割引で利用できます。
夜景用のバスは毎週土曜日と1月・8月・12月の金曜日に、鹿児島中央駅から「カゴシマシティビュー(夜景コース)」が1本だけ19時台に運行されます。
このカゴシマシティビュー(夜景コース)は、城山のバス停にて約15分間停車します。
その停車している間に、展望台まで行って、鹿児島市内の夜景を見る事ができますが、バスを降りると言う事は、1日乗車券でない場合には、帰りの料金も必要と言う事になります。
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あと、城山の脇には、鹿児島に住んでいる人でしたらその名を誰でも知っている「城山観光ホテル」があります。
今回は、この城山観光ホテルに宿泊致しましたが、日帰り温泉利用も可能ですので、明記しておきます。
・城山観光ホテル「さつま湯」~桜島の展望が素晴らしい高級ホテルの温泉
・西郷隆盛とは~1分でわかる薩摩の英雄・西郷吉之助 信義を貫いたせごどん
・島津忠恒と鹿児島城(鶴丸城)~初代薩摩藩主・島津忠恒のその生涯は?
・西郷隆盛 【西郷吉之助】の波瀾な生涯が詳しく「まるっとわかる」詳細版
・鹿児島の日帰り温泉で汗を流すのも良いです
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・仙巌園(磯庭園)のみどころ ~世界遺産にも選ばれた仙巌園の素晴らしい庭園など
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