高松塚古墳
高松塚古墳(たかまつづかこふん)は、奈良県高市郡明日香村にある飛鳥時代後半の古墳で、壁画が国宝に指定されているほか特別史跡にもなっている。
鎌倉時代頃に盗掘された穴が開いていたが、石室には白虎・玄武など鮮やかに彩色された壁画がある。
年代としては、藤原京があった時期、694年~710年頃と想定されるが埋葬者は特定できていない。
<注釈> 天武天皇につながる皇子が有力視されているが、誰なのかは不明。
終末期古墳だけに、そんなに大きくない小さめな円墳で、直径約20メートル、高さ約5メートル。
盗掘を免れて残っていた副葬品は、国の重要文化財となっており、国営飛鳥歴史公園として整備された一角には資料館「高松塚壁画館」があり、貴重な展示品や壁画のレプリカなどを有料見学できる。
保存されている国宝・高松塚古墳壁画は、2004年に「カビ」が発生していることが確認された。
そのため、約27億円を投じて修復・カビ対策を講じ2020年に完了している。
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壁画館と高松塚古墳までの間は、ちょっと坂道の遊歩道があるが徒歩1分程度と近い。
駐車場からの歩く時間を除けば、高松塚古墳の見学所要時間は20分程度。
100円駐車場
キトラ古墳の発見があってから、高松塚古墳の人気を奪われたのか、周辺の駐車場も減らされている。
高松塚第1駐車場と第2駐車場に止めた場合、片道600mも歩くことになり、往復するだけで20分要する。
たくさん周りたい箇所が多い奈良で、この時間ロスは大きい。
お勧めは無料の高松塚古墳駐車場(路肩)が南側の道路沿いにある。
壁画館まで徒歩6分。
最も近い駐車場は、その道路から畑・丘を抜けて100円の有料駐車場(私有地・無人)があり徒歩2分。
ただ、アプローチの道路は1.1車線で狭く、一部悪路もあるため、小型車がお勧めか・・・。
大きなクルマの場合には素直に普通の駐車場に止めたほうがよい。
レンタサイクルであれば公園内も走行できる。
飛鳥は坂道もあるため電動自転車がお勧めだ。
無料Pがある場所と有料Pの入口は、当方のオリジナル地図「大阪・京都・奈良方面」にてポイントしている。
大坂・京都・奈良など関西方面の史跡
スマホ画面などで表示して「検索窓」から検索して、カーナビ設定することでも使用可能。(徒歩ナビとしても可能)
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