北海道の札幌を代表する建物で手軽な観光スポットと言える「札幌市時計台」を訪問・見学する場合に、事前に知っておくと良い事項をまとめてみます。
札幌市時計台(さっぽろしとけいだい)は、北海道札幌市中央区北1条西2丁目にある国の重要文化財の建物で、正式名称は旧札幌農学校演武場(きゅう-さっぽろのうがっこう-えんぶじょう)と言います。
通称は札幌時計台と呼ばれることが多く、大通公園からも近いことから、年間を通じてたくさんの観光客が訪れる人気スポットになっています。
まず、札幌時計台への行き方・交通アクセスですが、JR北海道の札幌駅(南口)から歩くと約10分の距離になります。
最寄りの駅は、札幌市営地下鉄・南北線と東西線と東豊線の「大通駅」で、市役所側出口から出て徒歩5分です。
よって、札幌駅で45分以上、時間が余った場合には、サクッと札幌時計台の見学に行くことができます。
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駐車場はありませんが、大通公園の地下にある大通地下駐車場を利用すると便利でしょう。
大通地下駐車場の入口は、当方のオリジナル北海道地図でもポイントしてあります。
札幌時計台は、外観を写真撮影するだけでしたら、無料ですが、建物内部は有料の資料館になっています。
展示内容としては、日米親善に使われた「青い目の人形」や、札幌・北海道や時計台の歴史などが公開されており、見学所要時間は最短で15分程度といったところです。
訪問時はまだ朝早かったため、開館しておらず、入れなかったのですが、2階では、実際に時計台で使われているハワード社の時計機械も見学可能です。
入場券は約200円で、高校生までは無料です。
開館時間は、朝8時45分〜17時10分(入館は17時まで)で、お正月の三が日(1月1日~3日)がお休みとなっています。
なお、時計台は毎正時に時を告げる鐘が鳴りますので、00分のちょっと前に到着するような感じで訪れたり、早く着いた場合には、内部の資料館を見学したりして、時間調整できるとベストです。
札幌市時計台の2階内部には、クラーク博士の像があり、入館者と一緒に写真が撮れる「ベンチに坐るクラーク像」もあります。
ぜひ有料でも入館し、北海道と札幌発展の歴史や、記念写真で北海道旅行を想い出深いものとして楽しんで頂ければと存じます。
下記は、ツイッターにあった情報を正式な方法で表示しています。
彼氏(クラークさん)とデートわずでした????#北海道 #札幌 #時計台 #クラーク博士#なおたまる pic.twitter.com/xJL0Vu9c9f
— なおた。*KSG 【#なおたまる】 (@ksg_naota) September 22, 2019
時計台を撮影する場合、向かいのビル2階がテラスになっており、正面から時計台を撮影することも可能です。
札幌時計台の歴史としては、明治11年(1878年)に、札幌農学校の2代目教頭であるウィリアム・ホイーラーが、札幌農学校の敷地内に、演武場(武芸練習場・屋内体育館)として建設しました。
その後、1881年(明治14年)になると、鐘楼に時計が設置されて、現在の姿になり、鐘の音とともに正しい時刻を札幌市民に知らせ始めました。
札幌農学校が現在の北海道大学の場所に移転した際に、札幌区が建物を買い取り、現在の場所へと約130mほど移設しています。
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夜になると、ライトアップもされる札幌時計台ですが、建物は歴史を感じられ、何度、訪れても、素晴らしいスポットです。
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