さっぽろ羊ヶ丘展望台(ひつじがおかてんぼうだい)は、北海道札幌市豊平区羊ケ丘にあり、札幌を見渡せる高台になっています。
北海道では屈指の観光名所として知られます。
もともとは、明治39年(1906年)に、農商務省の月寒種牛牧場として開拓された微高地と言う事になります。
緩やかな丘の上にありますので、高い山の上であったら、展望台として人工の建物があって、その上から望むと言うことではありません。
スポンサーリンク
しかし、丘の上から、羊が牧草をはむような北海道らしい風景と、その先には札幌ドームなど市街地があると言う、北海道の開拓に伴う発展を1箇所で把握・実感きるような観光スポットになっています。
観光用に羊の放牧も行われています。
下記はクラーク博士の銅像で、羊ヶ丘展望台では欠かせない写真の撮影スポットにもなっています。
展望台の場所も、「丘の上のクラーク」と呼ばれるクラーク博士の銅像も、駐車場の脇にありますので、遠くはありません。
羊の放牧も行われていますが、園内には、足湯、雪まつりに関する展示館、レストラン、フードコーナー、お土産店などがあります。
レストランではジンギスカン料理もあり、フードコーナーも食べ物の種類が豊富です。
また7月には、羊ヶ丘ラベンダー刈り取り体験として無料でラベンダーの持ち帰りができるイベントも実施されるようです。
スポンサーリンク
クラーク博士の本名は、ウィリアム・スミス・クラーク(William Smith Clark)と言う、化学、植物学、動物学のアメリカ人教師です。
新島襄の紹介にて日本政府が要請し、 1876年(明治9年)に札幌農学校(北海道大学)の教頭として来日しました。
教頭と申しましても、実質的な校長を務めてすべてを取り仕切ったようで、学生に自律的な学習を促すと、約9ヶ月でマサチューセッツ農科大学の学長に復帰しています。
ただし、アメリカに返ったあとも、開拓使長官の黒田清隆と手紙のやり取りは続きました。
「札幌で過ごした9ヶ月間こそ、私の人生で最も輝かしい時だった」と亡くなる際に言い残したと伝わりますが、クラーク博士が日本の若者に残した下記の言葉は、あまりにも有名です。
Boys, be ambitious
少年よ、大志を抱け
さっぽろ羊ヶ丘展望台への交通アクセスですが、平岸駅から北海道中央バスにて、終点・羊ヶ丘展望台バス停下車0分です。
地下鉄東豊線で福住駅まで来て、羊ヶ丘展望台行きのバスに乗車するのが便利でしょう。
福住駅バスターミナルの「4番」のりばから、羊ヶ丘展望台行き(福84系統・羊ヶ丘線)に乗車約12分で到着します。
4月~11月であれば、1時間に2~3本のバスが出ています。
札幌駅前発(89系統・羊ヶ丘線)は所要40分、本数は1時間に1本ありますが冬季は運休です。
スポンサーリンク
自動車の場合には、新千歳空港から車で約40分、JR札幌駅から車で約30分、小樽運河から車で約1時間の距離です。
入場料金、大人520円、小学生・中学生300円(未就学児・無料)は、駐車場の入口にあるゲートにて、人数分の支払いが必要です。
※料金は2019年8月現在で消費税が10%になると改定される場合があります。
駐車料金は不要ですが、人数分の入場料が必要と言うパターンなのですが、駐車料金を支払うようなゲートになっています。
その入口は、当方のオリジナル地図にてポイントしてあります。
自転車で入る場合にも同様ですが、クラーク博士のところまでは、若干の坂道になります。
路線バス利用の際には、バスを降りた際の停留所のところで、入園料金を支払います。
なお、札幌の札幌もいわ山ロープウェイ・大倉山展望台リフト・さっぽろテレビ塔展望台・さっぽろ羊ヶ丘展望台(展望台ゲート)・北海道開拓の村・札幌オリンピックミュージアム・北海道博物館なども見学予定でしたら、お得だねチケット「さっぽろセレクト」と言う割引のお得なチケットもあります。
営業時間は、10月~4月が9時~17時、5月~6月は8時30分~18時、7月~8月は、8時30分~19時、9月は8時30~18時となります。
羊ヶ丘展望台での必要な観光所要時間・滞在時間は、長くて1時間、通常であれば20分といったところです。
・新島襄 キリスト教教育に捧げた生涯
・札幌大倉山展望台「大倉山ジャンプ競技場」札幌を一望
・札幌時計台 札幌駅で45分以上時間が余ったら訪問しよう
・北海道開拓の村 北海道の歴史的建物テーマパーク
・白い恋人パーク わかりにくい駐車場解説とお得な利用法
・サッポロビール園【はじめての方に】混雑回避と予約など
・小樽観光 レンタカーで訪れる際の便利な駐車場情報
この記事へのコメントはありません。