米沢城の本丸跡には上杉神社があります。
もともと米沢城の一角にて祀られていた上杉謙信の祠堂が、春日山城から米沢城に遷されたのが始まりと言えるでしょう。
明治に入った際に、神仏分離令と廃城令などにより、上杉謙信の遺骸は米沢城から離れた上杉家廟所に移されました。
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その後、米沢藩中興の名君・上杉鷹山と合祀し「上杉神社」として、米沢城の本丸跡に建設され、明治9年(1876年)5月21日に社殿が完成しました。
明治35年(1902年)4月26日、上杉鷹山は新たに作られた摂社「松岬神社」に遷され、現在の上杉神社は上杉謙信のみを祀っています。
大正8年(1919年)の米沢大火で本殿などは全焼しためた、現在の社殿は再建されたものとなります。
上記写真は、上杉神社の南側にある「春日神社」です。
もともとは上杉謙信が大和の春日大社より分霊したもので、春日山城にありましたが、上杉景勝の米沢転封にて移転。
その後、昭和56年(1981年)に現在の場所に再建されました。
松岬神社
松岬神社(まつがさきじんじゃ)は、松が岬公園(米沢城址)にある内堀の外側にあります。二の丸世子御殿跡となります。
上杉鷹山、上杉景勝、直江兼続、細井平洲、竹俣当綱、莅戸善政が祀られています。
松岬神社の場所は下記の地図ポイント地点となります。
駐車場などの情報は下記の「米沢城」のページをご参照願えますと幸いです。
・米沢城 上杉神社【続日本100名城】
・上杉景勝(詳細版)~豪毅果断・潔白謹厳な武将
・直江兼続~戦国の上杉家を支えた智勇兼備の名将
・上杉謙信の解説~越後の龍と呼ばれた長尾景虎・上杉景虎の人物像に迫る
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