長野県上田市の別所温泉にある「安楽寺」です。
安楽寺(あんらくじ)は曹洞宗の寺院で、創建は天平年間(729~749年)に行基の建立とも、平安時代の天長年間(824~834年)創立とも言われています。
実質的な開山は、鎌倉時代で、宋にも留学した樵谷惟仙(しょうこくいせん)がで、2世住職・恵仁は、樵谷惟仙が日本へ帰国するのと同じ船で来日した宋の高僧です。
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駐車場から参道を登って山門をくぐると境内には入ります。
階段もそんなにキツクはありません。
そして、安楽寺のりっぱな本堂でお詣りをすませましょう。
鎌倉時代の安楽寺は執権・北条氏の庇護を得て栄えました。
いかにも鎌倉時代の寺院と言う趣で、境内もそんなに広くありません。
そのため、観光所要時間は20分~30分といったところです。
八角三重塔は、1289年に伐採した木材が使用されている事から、1290年代には建造されたと考えられるため、日本最古の禅宗様建築物であり「国宝」に指定されています。
現存する近世以前の八角塔としては日本唯一です。
高さ18.75mの国宝・八角三重塔へは有料拝観となります。
時間は、3月~10月は朝8時~17時、11月~2月は朝8時~16時まで。
大人300円、小・中学生は100円、未就学児は無料となっています。
トイレ完備です。
行き方とアクセス
別所温泉の旅館に宿泊する場合には、徒歩圏内ですので、ちょっと散策するのにも良いです。
無料の駐車場は下記の地図ポイント地点となります。
地図の縮尺を変更してご覧願います。
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