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北海道函館市にある標高618mの恵山(えさん)は、渡島半島の南東部端の太平洋に突き出た活火山です。
恵山道立自然公園にあり、新日本百名山、北海道百名山、北海道の百名山にも選ばれています。
直近の噴火は1400年頃(600年前)に火山活動があったそうですが、史料が残っている部分では、江戸時代の1764年に死者多数、1846年にも水蒸気噴火で死者多数。
そして、1874年(明治7年)には小規模な水蒸気噴火が発生しており、気象庁では常時観測を行っています。
火口原駐車場
恵山登山道路 (市道柏野2号線)があり、恵山の火口原駐車場までクルマや観光バスで登れます。
道路も傾斜はキツイ登り坂です。
この火口原駐車場から、噴気が上がっている火口まで、徒歩で20分といったところですが、結構な登り坂です。
自然そのままの火山を見たい場合にはお勧めなところで、行く価値があります。
ただし、散策されるのであればスニーカー以上が良いでしょう。
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幻想的な風景の中、今にも爆発しそうなスリルもあります。
もし、登山されるのであれば、恵山山頂コース(権現堂コース)は片道約50分、高低差約310mです。
夜間は通行止めで朝6時~18時まで、恵山温泉の近くのゲートが開きます。
また、冬季は積雪のため閉鎖・通行止となります。
登山道展望台
恵山登山道の途中に津軽海峡を望む海峡展望台があります。
標高330m地点で、10台ほどの無料駐車場も完備されています。
津軽海峡だけでなく、晴れていれば下北半島・津軽半島も望める景勝地ですが、この日は天気が悪い状態でした。
恵山も少し見えます。
恵山つつじ公園
毎年5月には「恵山つつじ祭り」が開催されるほど、エゾヤマツツジが見事なところです。
展望台もありますよ。
恵山温泉
恵山の地熱で暖められた天然温泉も恵山では楽しめます。
日帰り入浴も受付していますので、タオル持参でお出かけください。
素朴ですが、泉質はスゴイ温泉で、もちろん100%源泉かけ流しです。
恵山温泉に関しては下記にて詳しくご案内していますので、ここでは省略させて頂きます。
・恵山温泉「恵山温泉旅館」100%源泉かけ流しで日本有数のアルミニウム・イオン量
夏で水着も持参している場合には、恵山の水無海浜公園もお勧めです。
温泉プールも波打ち際にあります。
ただし、満潮時は水没しますので、干潮の前後を狙ってください。
アクセス・行き方
函館空港からだと約45km、1時間10分ほどの距離です。
大沼公園など行きつくして、函館で半日開いてしまったときなどに、恵山はお勧めです。
バスは函館駅より函館バスにて「恵山行き」に乗車して約2時間です。
さらに麓のバス停から火口駐車場まで徒歩1時間の上り坂が待っていますので、レンタカーがお勧めです。
・恵山温泉「恵山温泉旅館」100%源泉かけ流しで日本有数のアルミニウム・イオン量
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