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恋路海岸（こいじかいがん）は、石川県鳳珠郡能登町にある能登半島の海岸・砂浜で、沖にある小さな島が弁天島になります。
弁天島の前にある砂浜は、現在、恋路ビーチとして海水浴場にもなっております。
恋路海岸とは
能登の恋路海岸には、悲恋伝説があります。
南北朝時代の頃になりますでしょうか？
鍋乃と言う女性と、助三郎という恋仲の男女がいたそうです。
助三郎は夜ごと鍋乃が焚く火を目印に、逢瀬を重ねていました。
しかし、ある晩、助三郎の恋仇である男性が、別の場所に火を焚いてしまいます。
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その火におびき寄せられた助三郎は、海の深みに身を取られて命を落としてしまいました。
そして、鍋乃は、その悲しみから海へと身を投じてしまいます。
落とし入れた男性は僧侶となって2人の菩提を弔ったとも、その後は、男女の仲を取り持つ仲人を務めたとも言われています。
このように、この生きているうちに結ばれなかったと言う、悲しい恋の物語が伝わっているのです。
上記の通り、この2人をしのぶモニュメントや鐘、銅像が設置されています。
縁結びのパワースポット・恋人の聖地にもなっており、恋路海岸には、ハート型の「幸せの鐘」が設置されています。
奥のとトロッコ鉄道 のトロ
恋路海岸から道路の反対側には、廃線跡を利用した「こいじ駅」があります。
廃線の線路を利用したトロッコ（のとろ）の利用ができます。
奥のとトロッコ鉄道「のトロ」と言います。
270m、約15分と短い距離ですが、線路を自転車風のトロッコで、海を見ながら走ることができるとの事です。
電動アシストになっていますので、そんなに疲れることもありません。
お子様連れのご家族にもお勧めです。
ただ、奥のとトロッコ鉄道「のトロ」は、常時、係員さんがいる訳ではなく、看板に書いてある電話番号に電話をすると、親切なおじさんが来てくれます。
また、毎年7月の第3日曜日の昼と夜には、恋路海岸で「恋路火祭り」と言うキリコが開催されるそうです。
下記は恋路海岸の様子を動画で撮影いたものです。
よければ、ご覧頂けますと幸いです。
幸せの鐘と、恋路海岸の北側にある駐車場側にあります。
弁天島は、恋路海岸の南側にある駐車場の目の前にあります。
当方のオリジナル北陸の地図では、駐車場の位置などをポイントしてあります。
車で5分ほど北に進むと、見附島(軍艦島)もありますので、セットでどうぞ
2024年1月1日の能登半島地震にて、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
また、被災者の救済と被災地の復興支援のためにご尽力されている方々に深く敬意を表します。
能登の皆様の安全と、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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