← 伊勢神宮・鳥羽と答志島 2泊3日の旅 ① からの続きです
本来ならゆっくりチェックアウトしたいところだが、伊勢神宮はとくにかく駐車場が混雑するので、朝7時に朝食をお願いし、朝8時頃安楽島を出発し、伊勢神宮を目指した。
伊勢二見鳥羽ライン(有料道路)を通過して、伊勢ICで降りる。
伊勢二見鳥羽ラインはETCが使えないので、現金(200円位?)の準備が必要だった。
なお、伊勢IC付近にはジャスコがあるので、何か急に必要なものがあったらジャスコで購入もできる。朝の通勤時間帯であったが、渋滞には巻き込まれなかった。
伊勢神宮外宮・内宮参拝して答志島温泉へ
(2日目-1)
お伊勢参りの古来からのならわしとして正しい順番=外宮(げくう) ・ 内宮(ないくう)で参拝するのに習って、最初「外宮」を目指した。鳥羽から外宮まで自動車で所要30分といったところ。
外宮の駐車場はわかりにくいが、北御門近く(伊勢市本町16番地の向い)にあり無料で止められる。
駐車場に止めたら、バス停の方まで歩き、豊受大神宮(外宮)を最初目指した。
内宮は仕事などでこれまで3回訪れた事があるが、外宮は初めてである。内宮同様に立派な建物だ。そして、風宮、多賀宮、土宮も参拝し、駐車場に戻る。外宮内の参拝所要時間は約50分といったところ。
スポンサーリンク
そして、来た道路を戻るような形で、車を内宮へと向わせた。
内宮の無料駐車場は宇治橋の近くにあるが、観光バスなど中心の駐車場なのですぐに満車になる。満車になると、宇治浦田町の交差点からの国道23号は駐車待ちの車が繋がり大渋滞となる。タクシーなどは乗せた客を早く宇治橋近くに送ろうと反対車線を逆走して危険極まりない。
小生が訪れた日は平日だったが、到着した朝9時30分頃はギリギリ駐車できる場所があったといった状況。朝10時以降や土日は浦田橋の所にある市営駐車場(有料)を目指した方が結果的に早く参拝でき無難なようだ。浦田橋から内宮の宇治橋までは徒歩約15分掛かるが、赤福本店などが並ぶ「おはらい町」を通るので、それなりに楽しめる。
なんとか駐車できた我々は宇治橋を渡り、皇大神宮(内宮)をまず目指した。宇治橋から内宮の社殿までは片道徒歩約15分程掛かる。途中、五十鈴川のほとりに出て、1692年に寄進されたと言う川岸の石畳(御手洗場)にて、川の水で手を洗い清めてから内宮をお参りした。
さすがにツアーの団体客も多く、また外宮より若者も多い。20歳前後か?派手な服装の茶髪カップルの2人連れは、内宮(社殿)の入口まで来ても建物を一目見ただけで、罰当たりにもお参りもせず、そのまま帰り道に進み、歩き疲れたと内宮近くの大木の下で座っている始末・・。何をしにわざわざ内宮まで来たのであろう?と思ってしまうのは私だけだろうか?
伊勢神宮は紀元前(約2000年前)からあったとされ、現在年間700万人が訪れる、日本全体の神様で、日本民族の神でもある天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭っている。
写真出典:atsu10031972.up.n.seesaa.net
20年に1度の社殿建て直しを1300年間ずっと行ってきているが、次の遷宮の予算は550億円。そんな日本で一番えらいとも言える神社での若者の行動は余りにもお粗末過ぎる。神様が見たらさぞかし日本の将来を嘆くであろう。
今回は内宮にある別宮の荒祭宮と風日祈宮、子安神社もお参りした。観光所要時間はすべてで80分といったところ。おかげ横町も歩くのであれば、更に時間が必要である。
今回はおはらい町の赤福本店に寄って10個入り赤福8箱購入。店内でお茶と赤福を食べる人も大盛況となっている。
購入した赤福はのちに食したが、やわらかくておいしい。昔買った時には、当たりはずれと言うか、おもちが硬い時があった。恐らく、その時は冷凍していたのに当たったのだろう。
更に11時の開店時間を狙っておはらい町の奥野屋で「伊勢うどん」を食べた。
伊勢うどんは、うどんなのだが、おつゆがほとんどないうどんが、伊勢うどんである。
昔、この辺りは水が貴重だったのか?とも考えたが、恐らくは、多くのお伊勢参り客にうどんを提供するのに、沸騰させた熱いお湯が大量に用意するのが困難だった為、お湯がほとんどない うどん にしたのではなかろうかと勝手な想像をした。
朝11時30分頃、内宮の駐車場を出ると、国道23号の反対側は駐車場に向う車で大渋滞。まだ動いていれば良いが、車列は全く動いていないように見える。気の毒にと思いつつ通過して、伊勢神宮を離れたが、すぐ近くの猿田彦神社の駐車場に入れて、猿田彦神社をお参り。
この後、伊勢別宮の月讀宮と倭姫宮にも寄った。
そして、伊勢スカイラインを伊勢から鳥羽に抜ける。伊勢湾フェリーの船内で2割引券を確保していたのを使用して約1000円。割引券はHPからでも印刷できるので、事前に割引券を確保しよう。
途中、九鬼嘉隆が逃げ込んだとされる朝熊岳金剛證寺近くの展望台で休憩。伊勢湾の景色が素晴らしい。
この記事へのコメントはありません。