長野観光

万座温泉・野沢温泉 2泊3日の旅 お役立ち情報




 1ヶ月前から計画した万座温泉宿泊。
 出発前日の夕方まで1泊2日の予定であったが、出発前日の夜20時になって、急遽もう1泊しようと言う事になった。
 色々宿泊先を探したのだが、休前日という事もあり、どこも混雑。
 空いていたのをみつけても料金が高い・・。
 そこで、民宿が約300軒と豊富な「野沢温泉」を2日目の宿として予約した。
 そんなこんなで、2泊目の野沢温泉に関しては、ほとんど事前調査せずに、行き当たりばったりの旅になる事に・・。
 万座温泉と野沢温泉の旅をご紹介する。

1日目 万座温泉に早めに到着

 今回も車で関越自動車道を通り、万座を目指すわけだが、色々な方面から訪れる方も多いかと存ずるので、旅の行方は関越道と圏央道が交差する鶴ヶ島JCTから記載する。
 鶴ヶ島JCTを朝9時過ぎに通過。いつもならETCの通勤割引が利用できる朝9時までに通過したいところであったが、高速に乗る前の道路が事故渋滞など、想定外で予定以上に時間がかかり、残念ながらETC割引がない時間に高速に乗る事になってしまった。
 当初の万座1泊だけの予定では、軽井沢から浅間山の右を北上して万座に行く予定であった。そして、2日目、草津温泉に寄って帰るというコースで考えていたが、急遽、野沢温泉にも泊まることになったので、初日に草津も寄る事にして、軽井沢経由は断念し、渋川方面から草津に入るコースにした。
 高速では幸い渋滞もなく関越を走行し、渋川・伊香保ICの手前にある駒寄PAのスマートICで降りる。駒寄で降りるのはもう何回も経験済み。今回は国道353を使わずに、吾妻川の南側の県道を西に走った。


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 金島と言う辺りでスピード違反取り締まりのネズミ捕りを行っているのに遭遇・・。
 取締機の直前で小生の車のレーダー探知機が反応。もう恐らく電波を直前に1回だけ発射する新型の取締機だったようだ。ビビッタがほぼ法定速度だったので無事通過。ホッとする・・。
 ちなみに、この辺りには金島温泉や小野上温泉などお勧めできる日帰り温泉もある。今回は万座まで行くので寄れる時間がなかったが、同じ道で戻るのであれば、帰る際にでも立ち寄り湯してみるのも一考である。
 途中、建設中の八ツ場ダムを見ながら走行。この八ツ場ダムは国土交通省直轄事業だけに問題だらけ。ダム本体だけの建設費は、全国でも過去最高の4600億円以上。周辺整備など含めた総工費は8000億円以上掛かるととも言われている。また、ダムで水没するJR吾妻線の線路を高い位置に経路変更して、新しく敷設するなど、とにかくお金が掛ける割には貯水量が少なく、約3970億円で2000年に完成した神奈川県の宮ヶ瀬ダムよりも少ない貯水量で、これだけの費用をかけての水利効果(費用対効果)が充分なのかも疑問が残る。
 最大の懸念は、草津の上がり湯として古来より利用されていた、自然湧出する川原湯温泉の共同浴場も、ダムができると水没してしまい、何百年と親しまれてきた源泉は使用できなくなると言う。温泉街にある旅館や家屋もすべて移転する訳だが、不景気だけに廃業する旅館も多いのだ。
 ダムの話でだいぶそれてしまったが、本題に戻りたい。
 さて、定番通り大津の交差点から草津道路・国道292号で、いよいよ草津への登り坂に入る。この道路は広めで、カーブも比較的ゆるく、走行しやすい。要するに酔いにくい。草津温泉街には昼12時に到着した。
 施設の駐車場が混雑しているか心配だったが、昼食も兼ねて草津の日帰り温泉施設・大滝乃湯に行ってみた。案の定、駐車場は満車。でも、なんとか一番奥のほうの遠い場所に止められる場所を見つけて、寄ることができた。大滝乃湯の名物・合わせ湯で入浴できる煮川源泉のお湯は、やはり泉質が良く、温泉を堪能できる。大滝乃湯では欧米の外国人も良く見かける。
 もっとゆっくりしたいところだが、午後13:15過ぎには草津を出発し、高原で展望が素晴らしい、志賀草津道路を走行し万座温泉を目指す。なお、この区間、冬季は積雪で通行止になる。途中、車を止めて、白根山の噴火口跡「湯釜」を見学。
 湯釜は白根レストハウスの有料駐車場から徒歩で片道10~15分と気軽に行ける。ここまできたら、標高2000m以上の自然豊かな高原の雰囲気と、酸性度世界一と言われる湯釜のエメラルド色の水を是非見たい。ちなみに小生は湯釜2回目。

臨時情報

 2015年6月現在、草津白根山の火山活動に伴い「噴火警戒レベル2」となっており、火口周辺1kmは立入禁止になっています。
 これに伴い、白根レストハウス・白根山駐車場は終日ご利用できません。
 なお、国道292号線(志賀草津道路)の一部区間(殺生ゲート~万座三差路)は通行はできますが、午前8時~午後5時の間に限るとなっており夜間・早朝は通行止です。昼間は自転車を含む車両は通行できますが、歩行は終日不可でして、道路沿いの駐停車も禁止となりますので、記載しておきます。
 ※万座温泉や草津温泉は通常通り営業しています。
 ※更新が遅れる場合がありますので、最新の情報をご利用ください。

 草津白根山から西に進み、滋賀方面ではなく、万座方面に折れて、急坂をググっと下っていくと、万座温泉街となり、湯釜からは車で10分くらいと近い。万座温泉には14時過ぎに到着した。
 ちょっと早かったので、宿にはすぐに入らず、万座の名物「空吹」を見に車を進めた。
 昔から変わらない砂利の無料駐車場に車を止めて、噴煙を勢い良く上げている空吹を近くで見る。そして、今回予約をしていた万座の旅館「万座ホテル聚楽」へ向った。
 万座ホテル聚楽では、パノラマ和室を予約したので、部屋の窓からも「空吹」を目の前に望めると言う、展望が大変良い部屋。皆様にもパノラマ和室を是非お勧めしたい。
 そして、計画通り、早めに旅館に入ったので、ちょっと外出して、万座プリンスに日帰り入浴も断行。徒歩では結構距離があるので、車で万座プリンスへ向った。こちらも男性用露天風呂は大変眺めが良く、よく雑誌などでも写真が掲載されている有名な露天風呂だ。ただし、女性露天は余り展望が良くないので、男性露店風呂脇にある「混浴露店」に行く事をお勧め。
 あとは宿泊旅館のお風呂を堪能・・。

2日目 万座温泉から渋温泉、そして野沢温泉へ

 昨晩に入った万座ホテル聚楽の温泉効能もあり、体がポカポカし、爽快な朝を迎える事が出来た。
 今回、出発前日の夜に急遽、野沢温泉にも泊まる事を決めた為、正直申し上げて、2日目以降のコースや予定はなにも立てていなかった。
 以前、旅行会社にいた際の経験などから、万座から野沢は約3時間ほどの距離と、漠然とした事はだいたいわかっている。そのため、万座をチェックアウトする時間から、野沢に着きたい時間を計算して、その間に、何時間使えるか考えて寄り道する事にした。
 万座を朝9:30頃にチェックアウトして、まずは近くの万座湯畑をちょっと散策して見学。
 そして、途中、展望が良い横手山への登頂と、志賀高原の熊の湯温泉の立ち寄り湯を考えた。
 昨日は、急坂を降りてきた、万座温泉から白根山方面への坂を今日は登り、志賀草津道路を志賀高原方面に進む。冬季には雪で通行止めになる道路で、白根山などの景色がこの区間は特に素晴らしい。そして、渋峠の駐車場に車を止めた。ちなみに、渋峠には恐らく日本で一番高いところ(高地)にあるガソリンスタンドもあるが、ガソリン高そうで給油する気になれない。本当に緊急時用のガソリンスタンドといった感じであろう。
 志賀高原で一番高い山である2305mの横手山へはリフトなどで難なく登ることが出来る。手段は2通りあって、のぞきの横手山スカイレーターを利用する方法と、渋峠ロマンスリフトを利用する方法がある。時間がないときは、渋峠からロマンスリフトで往復する方がスムーズで良い。観光バスなども寄る事が多い、のぞきからのスカイレーターは動く歩道1本なので、登りと下りと相互運転(交互運転)。要するに一方通行の動く歩道なので、乗るのに待たされる・・。
 渋峠ロマンスリフトは片道10分。爽快な風景の中を静かに空中散歩するが、さすがに風が冷たく、9月でも半袖は厳しい。雲に手が届きそうなくらいの高地なので、夏でも長袖があると良いだろう。
 終点で渋峠ロマンスリフトを降りると、そこは横手山の山頂で360度で遠くまで見える展望が待っている。展望台に移動して写真などを撮った。志賀高原方面の展望は特に素晴らしい。晴れていれば遠くは富士山も望めるようだが、今回は見えず。
 山頂にある横手山頂ヒュッテで日本一高い所で作る「雲の上のパン屋さん」に寄った。酸素が少し薄くなる高所でパンを焼くのはなかなか難しいらしい。できたてのパンを食べられる。
 再び渋峠ロマンスリフトで今度は草津方面の雄大な景色を見ながら山を降り、車に乗ると志賀高原方面に下った。
 途中、熊の湯温泉の熊の湯温泉ホテルで立ち寄り湯をしたかったのだが、電話して見ると、理由は教えてくれなかったが、しばらく温泉が使えないと返事で残念。やむを得ず、志賀高原を下り途中、渋温泉に寄ることに変更した。
 なお、奥志賀林道を通っても志賀から野沢に出れる。全面舗装されている林道であるが、今回、車に酔いやすい同乗者がいたので、湯田中へ出てできるだけ平坦な道で野沢を目指す事にした為、渋温泉に寄るという意味もある。
 渋温泉には昼12時に到着。渋温泉の有料駐車場は昼12時~13時、係員が不在になるのだが、ギリギリ到着できた。
 渋温泉には外湯が9箇所ある。しかし、日帰り客が利用できるのは大湯の1つだけ。
 駐車料金を支払うときに大湯の日帰り入浴券も購入して、駐車場から渋温泉街に徒歩で向った。それにしても、渋温泉はやはり温泉街風情がとてもある。これこそ日本の温泉場と言う雰囲気。駐車場から数分歩くと大湯に到着。先客は1名いたが、お湯がとても熱い。先客の同意も得て、水で薄めて入浴した。赤褐色の源泉掛け流しで、昔ながらの温泉を堪能する。
 そして、車に戻り、道の駅・北信州やまのうちで昼食。小生は朝ごはん食べ過ぎたので、ソフトクリーム程度で済ます。
 13時過ぎに道の駅を出発したが、このままでは野沢温泉にチェックイン前に到着してしまうと判断し、北志賀高原がある方向の国道403号で飯田を目指した。
 国道403号は、途中1車線のみの狭い箇所もあったが、交通量はとても少なく、また信号もほとんどないので、余り時間が掛からず、更に予想より早く進んでしまった感じ・・。その為、急遽、飯山城跡を訪れて見ようカーナビで探して向った。
 飯山は武田信玄上杉謙信の争いでも、重要な拠点であった地で、千曲川沿いの小高い山が城になっている。何度も武田勢は攻めかかったが、武田信玄存命中に、この飯山城を落とす事ができなかったと言う強固な守りの城跡である。
 本丸跡には葵神社があり、戦国後期や江戸時代の物と考えられる石垣などが残される程度の史跡であったが、もともとは直江兼続の母である信濃・泉氏の居城であったとされる。
 そして、のんびりと野沢温泉に到着。

野沢温泉宿泊

 約25年前にスキーで野沢温泉を訪れたのだが、その頃はまだ「温泉」にさほど興味がなく、民宿の温泉ではない?内湯で入浴し、なんと外湯は1箇所も行かなかったと記憶している。
 しかも、既にその頃、旅行会社で働いていたにも関わらず、恥ずかしながら、野沢のどこの民宿に泊まったのか、全く覚えていない。覚えているのは、まだ長野自動車道や上信越道などの高速道路が無く、関越道を前橋ICで降りて、延々と一般国道で碓氷峠を越えて、東京から約7時間くらい掛けて夜行バスで行ったと言うことと、民宿で食べ放題だった野沢菜がすごくおいしかったと言う事くらいである。スキー場も野沢のどこのスキー場の、どのコースを滑ったのか、さっぱり覚えていない有様である。
 なお、今回急遽予約を取った民宿「ふれ愛の宿 やすらぎ」に辿り着くのに、温泉街を車で一周してしまった。カーナビを見ても、正直、道がわかりにくい・・。
 しかし、なんとか15時過ぎに、チェックイン。民宿だけに、当然であるが、前日宿泊した旅館と比較すると見劣りする。もともと比べてはいけないものとわかっていたのだが、娘は「部屋が狭い」と正直な感想を述べていた。でも、前日宿泊の宿は名前が漢字で難しく、覚えていなかった娘が、野沢では「やすらぎ」としっかりと宿の名前を覚える事になり、数年たっても「やすらぎ」と民宿名を覚えている。
 さて、荷物を部屋に置いて、タオルを持って早々に野沢の温泉街に繰り出す。
 野沢温泉の外湯は13箇所で、すべて無料。1人なら可能かもしれないが、家族では1泊2日で、すべて回る事は難しい。その為、いつかまた来れる事を想定して、奥まった場所にある外湯から入浴した。
 滝の湯→麻釜湯→真湯と入浴して、大湯に入り民宿に戻った。
 小生自身、民宿に泊まったのは何年ぶりだろう? 沖縄離島の竹富島で民宿に宿泊した時以来なので、8年振りくらい。生涯では民宿5回目だ。
 夕食の時間、ふとんの上げ下ろし、朝食の時間など、民宿マナーを色々と思い出しながら、なんとか快適に過ごす事ができた。それにしても、休前日の宿泊だったのに1泊2食で1人約7000円は安い。
 夕ご飯のあとには、再び外湯に繰り出して、秋葉の湯に入浴。

3日目 最終日、長野から関東への帰路

 あっと言う間の3日間。いよいよ自宅に戻る日だと言うのに、朝9時の時点で、まだ長野の遥か北に居ると思うと、これから車で延々と帰るのが辛く感じる。この歳になって、若いときに何度もお世話になった観光バスの運転手さんの苦労が良くわかる・・。
 野沢温泉では朝湯としては入浴しなかったので、高速に乗る前に、朝湯をすることに。
 途中、道の駅・花の駅千曲川に寄って、色々と観光案内パンフを見ると、入浴料も安く、尚且つ掛け流しの日帰り温泉が信州・中野にあるのを発見し、そこを訪れた。名は長嶺温泉。
 朝10時の開店と同時に入館して入浴した。詳しくは長嶺温泉の説明をご覧頂きたいが、以外や以外、泡付がある温泉で首都圏なら間違えなく★最高にする浴感。良い温泉が多い長野だけに★4つとしたが、とても満足いく温泉であった。
 でも、この朝湯がたたったのか、余計帰るのに気が重くなり、早々に退散し、高速を目指す事に。
 信州中野IC手前でガソリンを入れたのだか、なんとレギュラー175円。出発時、関東では160円で給油したので、この15円差にはビックリしてしまった。車のナンバーで価格を決められてしまったか?
 さて、長野自動車道を通り、中央高速で帰ろうと思っていたのだが、行楽シーズン3連休の最終日。カーナビのVICS情報を見ると中央道の小仏峠の渋滞が、昼前だというのにすでに始まっている。このような時、夕方にはさらに渋滞が長くなり、1時間以上のロスになるので、上信越道を通って関越に出るルートで帰ることに。
 途中、東部湯の丸SAで昼食を取った。その後、高速は渋滞もなく、関越道の鶴ヶ島ICに14時過ぎに到着。順調である。
 鶴ヶ島では休憩も兼ねて、わざわざ高速を降りて、またもや立ち寄り湯でふるさと温泉へ。
 休憩中にiモードで渋滞情報を見ると、予想通り関越の渋滞も始まっていて、渋滞が始まる直前で無事に通過できたと言うことがわかった。
 ※この頃はまだスマホと言う品物は登場していませんでした・・
 夕方になったので、再び高速に乗ったが、既に渋滞区間は通過済み。以後もスイスイで、渋滞知らずで帰って来れて、我ながら行程には満足して、無事に帰って来れた事を感謝。

 長い文章のご高覧、ありがとうございました。

 ※2008年当時の模様です

 

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髙田

投稿者の記事一覧

最後までご高覧賜りまして、誠にありがとうございます。
旅行会社勤務時の経験なども活かしまして国内旅行の情報提供中。
日本航空さんに年間20~30回搭乗して日本国内を巡っており、観光地での楽しみ方、お得な過ごし方などを掲載しております。
メディアさまへの写真類の提供・テレビ出演依頼などを賜ることもございますが、自己紹介ページの下部よりご連絡をお願い申し上げます。

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