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真名井の滝(まないのたき)は、宮崎県西臼杵郡高千穂町にある五ヶ瀬川の峡谷「高千穂峡」(たかちほきょう)にある滝です。
高千穂峡じたいは、国の名勝、国の天然記念物に指定されています。
パワースポットでもある高千穂峡は、阿蘇カルデラが形成された際に噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に帯状に入り込み、 急激に冷却されたため、柱状節理のすばらしい懸崖となった峡谷です。
浸食を受けやすい溶結凝灰岩がそがれて、高さ80m~100mもある、五ヶ瀬川峡谷(高千穂峡)が形成されました。
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真名井の滝は、その高千穂峡の川幅が狭くなったところに、川岸から流れ落ちています。
五ヶ瀬川の本流の滝と言う事ではなく、支流とも池とも言える「おのころ池」より流れ落ちるた湧き水の流れた先が、真名井の滝となっています。
高千穂では、天真名井と言う湧水が湧き出ていますが、玉垂の滝など?からも集まった湧水によって「おのころ池」になっていると考えられているようです。
神話によると天村雲命(あめのむらくものみこと)という神様が、天孫降臨した際に、この地に水がなかったため、水種を移したと言われています。
意味合いとしては、天真名井にて湧水した水が、やがて玉垂の滝となり、おのころ池にも注がれて、真名井の滝として注がれていると言う事です。
日本の滝百選に選ばれており、夏は夜間のライトアップ、秋は紅葉も楽しませてくれます。
高千穂峡 貸しボート
ボート乗船の事前予約は受付していませんので、現地に到着して先着順となります。
ただし、2020年3月1日から、システムが大幅に変更されて、予約システムが導入されます。
乗船料も改定され、1名4000円、2名5000円、3名6000円(税込)となり、最大30分間の貸し時間は変わりません。
変更予定内容は変更される可能性もありますので、最新情報に留意願います。
下記の駐車場の脇から階段を下りて行くと、乗船場があります。
GWやお盆期間中などには2時間・3時間待ちと言う事も多い、人気の自然アトラクションと言えるでしょう。
増水していると川の流れが速いなどの理由で、運休になります。
台風が接近した際にも同様になります。
下記は、とある年の通常営業していた日数の例です。
7月 運休30日間 運行1日間 (運航率3%)
8月 運休22日間 運行9日間 (運航率29%)
いや~、とても厳しいです。
水量が安定しない夏季は、船から真名井の滝などを見学するのは困難だと思っていたほうが良さそうです。
高千穂峡「貸ボート」に一番近い有料駐車場(第1御塩井駐車場)の入口は下記です。
第1御塩井(おしおい)駐車場は、真名井の滝にも一番近くて便利ですが、30台ほどと大きくはなく、土日やGWなどの大型連休は、満車気味になりますので、混雑時期は午前中の早い時間に行くのがお勧めです。
なお、混雑時期には、臨時駐車場がオープンして、シャトルバスが出ることがありますので、現地での誘導に従うのが無難です。
逆に、すいている時間・時期には、誘導がないため、当方のオリジナル地図にて、第1御塩井駐車場の場所をしっかり把握し、道を間違えないよう、お勧め頂けますと幸いです。
高千穂峡の散策
ボートに乗れなくても、高千穂峡の脇には遊歩道が整備されており、無料で散策が楽しめます。
ところどころ、多少の階段がありますが、安全面も配慮されており、安心して散歩が楽しめます。
紅葉の時期も素晴らしいと思います。
高千穂峡の散策地図は下記をご参照頂けますと幸いです。
高千穂峡・真名井の滝の見学所要時間ですが、散策だけなら20分~40分程度となります。
・玉垂の滝【高千穂峡の見どころ】
・おのころ池【高千穂峡の見どころ】チョウザメがいる理由も
・高千穂神社 高千穂神楽(夜神楽)の見学方法【毎晩開催】
・天岩戸神社 天照大御神の岩戸隠れの伝説に触れる
・天安河原への行き方 ルートと注意したいところ
・高千穂ガイドマップ (PDF版)
・【広告】高千穂の旅館に泊まる
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