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真鶴半島
東京から約90分、伊豆半島への入口となる神奈川県の真鶴半島(まなづるはんとう)は、ちょっとして名勝でなかなか人気の観光地でして、ちょっとご紹介させて頂きます。
約15万年前にこの半島で複数の噴火活動があり、溶岩によって真鶴半島が形成されたと考えられています。
真鶴半島の先端・真鶴岬は、浜辺から約200mに渡って続く岩礁になっており、その先っちょに3つの巨大な岩が顔を出しています。
まさに名勝で、クルマで近くまで行くことができます。
真鶴駅から路線バスも出ています。
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駐車場に止めて、軽食レストランもある大きな売店を抜けると、崖上の展望台となります。
天気が良ければ初島や伊豆大島、伊豆半島、房総半島まで見渡せます。
展望台の眼下には、約200mほど岩礁が先端へと伸びています。
ちょっと、樹木がじゃましていますので、これはもう下まで降りるしかありません。
その展望台左手から、海岸に降りられる階段が整備されており、その途中にも個人の喫茶店もあります。
なお、元旦の初日の出スポットとしも有名です。
真鶴半島の三ツ石です。
岩が海の上にせり出ており、まさに神様が作ったような幻想的な自然美になっています。
真鶴半島でしか取れない安山岩・本小松石(ほんこまついし)が有名で、源頼朝の墓石、徳川家康など徳川将軍代々の墓石にも使用されているとの事です。
展望台から三ツ石海岸に降りて戻ってくる程度でしたら、観光所要時間は約30分となります。
なお、海岸に降りたところから、南側に回り込むと番場浦海岸から駐車場方面に戻れる遊歩道コースもあります。
その場合、展望台の売店に最後寄るのは効率が悪いので、先に、そのグルッとまわれる遊歩道から岬に行って、展望台に最後行く手段の方が効率は良いです。
真鶴半島の三ツ石海岸への有料駐車場は下記の地図ポイント地点が入口となります。
土日祝でだいたい500円です。(変動制?)
地図は縮尺を変えてご覧願います。
なお、真鶴漁港の辺りには、おいしい「磯料理」のお店もいろいろありますので、ぜひ、美味も堪能して頂ければと存じます。
もうひとつ、おまけで真鶴の貴重なスポットをご紹介します。
真鶴・琴ヶ浜海岸
なお、真鶴半島の先端・三ツ石海岸は「岩場」ですので、海水浴はできません。
波も荒いので、磯遊びも子供はキケンです。
もし、海水浴や磯遊びも楽しみたいのであれば、石橋山の戦いで敗れた源頼朝が、再起を図るために出航したと伝わる真鶴「岩海岸」が、磯遊びやシュノーケリングのポイントとして有名です。
実は、もう1箇所、いいところがありまして、真鶴半島先端に行く途中の、真鶴半島の北側にある「真鶴琴ヶ浜海岸」がお勧めです。
駐車場やトイレもありますし、磯まで降りる階段も整備されています。
近くに磯料理の食堂もあるので、便利です。
ビールやジュースも買えます。
ただ、駐車場はそんなに広くはないので、早い者勝ちといった感じです。
真鶴琴ヶ浜海岸も基本的には「磯」ですので、釣りや磯遊びと言う事になりますが、水着を持って行って、シュノーケリングや不向きながらも海水浴もバッチシ楽しめます。
私の「穴場」です。
ソラスズメダイなどの熱帯魚もウヨウヨいます。
何を隠そうココ琴ヶ浜海岸は、日本のダイビング発祥の地ともされているのです。
沖合に行くと、絶壁となったポイントがあるらしいのですが、素潜りなどはキケンですので、あくまでもダイビングのライセンスがあっての話と言う事をご理解願います。
シュノーケリングのセットは通販が安いです。
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岩場にはタイドプールもできますので、小さなお子様でもカニ・小魚・ヤドカリを見れます。
ただ、岩場で危ないこともありますので、幼児などお子様からは絶対に目を離さないよう、お願い申し上げます。
できれば、子供用ライフジャケット(救命胴衣)を事前にご用意されることを、強くお勧め申し上げます。
例え、1回しかライフジャケット使わなくても、何かあってからでは、遅いですからね。
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子供用は適合サイズ(年齢別・体重別など)がありますので、選択する際には説明をよくご覧願います。
なお、海岸でのテントやバーベキューは禁止ですが、サンシェードはOKなようです。
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JR真鶴駅からバスだと里地バス停下車となります。
真鶴港にて電動自転車のレンタサイクル(8台)も予約可能ですが、朝10時から16時までとなっています。
クルマの場合、トイレの脇に15台ほどの無料駐車場がありますが、すぐに満車になります。
なお、道路の山側に50台ほどの町営駐車場があります。
ゴールデンウィークと7月1日~9月30日は有料で1000円です。
下記の地図ポイント地点が町営駐車場の入口です。
磯遊びするのであれば「あみ」「バケツ」、滑って転ばないように「マリンシューズ」(アクアシューズ)を持参しましょう。
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あとは軍手、絆創膏、消毒液なんかもあると良いかと思います。
磯遊びは自己責任ですので、安全第一でお願いいたします。
交通アクセス
真鶴・三ツ石海岸へ降りるのには「階段」ですので、行きは良くても帰りは少し大変です。
足腰が弱い方などは、真鶴半島の魚座横の発着場から出ている「遊覧船」で、真鶴の自然を楽しむと言うのも一考ですので、付け加えさせて頂きます。
遊覧船は朝10時から1時間置きに出ていて、所要時間は30分です。
ただし、12月~2月の冬季は団体予約のみで個人は運休となります。
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箱根からも近い真鶴半島の周辺には他にも色々とスポットがありますし、日帰り温泉も豊富ですので、よければ合わせてご覧頂けますと幸いです。
・湯河原温泉 ゆとろ嵯峨沢の湯 湯量豊富な自家源泉
・湯河原温泉 こごめの湯 シャワーも温泉の日帰り温泉
・ニュー小田原城~2016年リニューアルの小田原城を訪ねて
・小田原温泉 ヒルトン小田原リゾート&スパ~豪華ホテルの温泉は日帰り入浴可能
・石橋山古戦場(石橋山の戦い)【源頼朝挙兵】参加武将など合戦経緯と訪問方法(駐車場)
・伊豆高原 大室山リフト ペット同伴可能な観光リフトで大パノラマを堪能する方法
・真鶴「しとどの窟」源頼朝船出の浜(岩海岸)~石橋山の戦いのあと安房に出航
・ヒリゾ浜~熱帯魚もいるキレイな海【伊豆半島の最南端/中木】船でしか行けない秘境で海水浴?
・関東の観光地・史跡巡りに便利なオリジナル地図
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