室堂の「りんどう池」(リンドウ池)は、富山県中新川郡立山町芦峅寺ブナ坂外11国有林の「室堂平」にある立山火山の火口湖のひとつで、中部山岳国立公園にあります。
リンドウ池の名の通り、池の周辺は、リンドウが咲くようでして、夏季の7月中旬~8月末には、タテヤマリンドウやミヤマリンドウが見事なようです。
池といっても、大きな水たまりのようで、とても小さく、雪解け水がある冬は多くの水を湛えています。
しかし、夏になると、池の水は、枯れてしまうこともあるようです。
そばには、近付くことはできませんが、エンマ台(地獄谷展望台)から、雷鳥荘へ繋がる遊歩道が、リンドウ池をグルッと周るようなコース設定となっており、色々な角度から眺めることができます。
なお、階段などがあり。基本的に帰りも、同じ道を戻る必要があり、帰りの階段がキツイです。
室堂「りんどう池」は、標高2354mにあり、水深は深い時でも約1mと浅く、湖底の岩が、水面のところどころに露出しています。
地獄谷から吹き付ける火山ガスの影響で、以前は元気だった岸のハイマツが枯れていて、高山植物もかなり減っており、雷鳥の姿も、見えにくくなっているようです。
りんどう池の酸性度は、pH2.7~pH3.2と、結構な酸性度です。
りんどう池の北西の高台に「【PR】らいちょう温泉 雷鳥荘」があります。
近くには「血の池」などもあります。
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下記は、室堂の地獄谷、雷鳥荘、血の池、みくりが池などを撮影した4K動画です。
室堂を散策する場合、地面は石畳か未舗装で、とがった石も、ゴツゴツしているところがあります。
そのため、サンダル・ハイヒールなどの靴はケガの元になります。
最低限スニーカーで訪問しましょう。
室堂駅からは石の階段の上り下りもありますので、車イスは困難です。
なお、春(4月~6月)は、室堂駅から出ると、一面はまだ積雪となっています。
冬山装備(防水性のジャケット・ズボン、帽子、手袋、登山靴・トレッキングシューズなど)の装備が必要です。
快晴時は、日差しが強いですので、サングラス・ゴーグル、日焼け止めも必須です。
夏(7月~9月)は、比較的訪れやすいです。
ただし、天気予報が晴天でも、山の天気は、突然の変化しますので、雨具はあると良いでしょう。
平地よりも10℃~15℃も気温が低いですので、服装にはご注意ください。
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紅葉の時期・見ごろは、9月下旬~10月上旬頃となります。
初雪は10月に入ると降りますが、積雪になっても、まだ溶けやすいです。
11月に入ると、例年の場合冬山となり、吹雪になることもあります。
最後に、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
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