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北海道茅部郡鹿部町にある国道278号沿いにある「しかべ間歇泉」(しかべかんけつせん)と、その間欠泉の脇にできた「道の駅・しかべ間歇泉公園」が2016年にオープンしました。
鹿部の間欠泉
全国的に珍しい天然温泉の間欠泉が、ここ鹿部町にあります。
表記はひらがなで「しかべ間欠泉」と記載されることが多いです。
1924年(大正13年)に、ここで温泉を試掘したところ、間欠泉が出たと言います。
温泉成分はナトリウム・塩化物泉で、無味無臭ですが、100℃以上(正確には103度)の高温温泉が、地下26mから地上へ約500リットルの温泉が豪快に噴出し、高さ15mにもなる間欠泉です。
ただし、風が強いと高温温泉が周辺に飛び散るため、高さ10mのところに「蓋」が設置されているのがちょっと残念ですが、まぁ、仕方ないところでしょう。
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1分動画も撮影してみましたので、よろしければ、ご覧になって頂けますと幸いです。
間欠泉と申しますと、噴出する周期が長かったりして、別府温泉の龍巻地獄は20分~40分間隔など、なかなか出ないと言う事があり、タイミングが悪いとかなり待ちます。
しかし、しかべ間欠泉は、約10分~12分置きに「ゴーッ」と噴出しますので、そんなに待たずに気軽に見れるのがありがたいです。
しかも、鹿部温泉を使用してた「足湯」があるため、待っている間は、温泉の足湯に浸かるのも良し、そのまま足湯につかりながら噴出する間欠泉を見学することもできると言うのが、しべ間欠泉の良いところです。
足湯はタオルもありますので、何も用意しなくて大丈夫です。
下記は冬に訪れた際のしかべ間欠泉の写真です。
見学所要時間15分程度と言って良いでしょう。
道の駅・しかべ間歇泉公園
昔こんな施設はなかったな?と、思いましたら、やはり2016年3月にできたと言う事ですので、北海道新幹線の新函館駅開業に合わせたようです。
しかべ間欠泉を見学する場合には、この道の駅を利用する形になりました。
なお、鹿部温泉の蒸気を利用した「温泉蒸し処」6基があるのが特徴です。
売店の奥にある大きな冷蔵庫(下記写真)で売られている、野菜やタマゴ、お肉などの温泉蒸し専用の食材を購入すると、自分で蒸して食することができます。
半熟たまごでしたら、約7分で完成らしいです。
卵を蒸して、温泉卵にもできますので、このような体験ができるのはさすが、新しいコンセプトです。
ただし、食材持ち込みで、蒸すのは禁止されていますので、必ず専用の食材を上記の冷蔵庫から出して購入ください。
ちなみに、しかべ間欠泉の見学は、この道の駅の売店・軽食「浜のかあさん食堂」があるの建物に入って、奥の方にある「レジ」の更に奥が、間欠泉見学の窓口となります。
鹿部間欠泉と足湯の入園料は大人300円、小学生・中学生は200円、未就学児は無料で、【PR】JAF会員割引も使えます。
道の駅スタンプカードの提示でも割引入場できるようです。
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アクセス・行き方
アクセスですが、北海道新幹線「新函館北斗駅」からですと、タクシーで約30分です。
バスの場合、JR函館駅から110分、HR鹿部駅からで20分、函館バス「道の駅しかべ間歇泉公園」下車ですぐです。
レンタカーなどの場合、大沼公園IC、森ICから車で約35分の距離です。
函館空港からですと、レンタカーで約50分と、ちょっと離れています。
国道278号のバイパス「鹿部道路」に入ってしまうと、行けませんので、旧道に入ってください。
大沼公園からですと車で20分くらいの距離です。
駐車場は下記地図のポイント地点となります。
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