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白糸の滝とは
白糸の滝(しらいとのたき)は、静岡県富士宮市にある滝です。
芝川から注がれる川から流れる滝以外にも、断面面(溶岩断層)からの湧水による無数の滝が並んでいるのが「白糸の滝」(しらいとのたき)です。
水量は毎秒1.5トン。幅200メートルは日本最大、高さ20メートルの崖から注がれる無数の滝は、絹糸を垂らしたように流れる様子から「白糸」と言う名がつきました。
白糸の滝へは高台にある売店付近から約100段の階段を降りて行きます。
降りたところが滝の下になっており、滝壺まで接近する事ができます。
上記は滝壺脇にある富士講の祖とされる長谷川角行の石碑です。
おすすめのコースは、白糸の滝の「滝壺」まで行ったら、来た道とは違う別のルートにてグルッと廻って駐車場まで戻る遊歩道コースです。
ツアーバスの場合、売店が並ぶ通り沿いの往復になると思いますが、個人的に訪問なさった場合には、是非、グルッと廻って駐車場へ戻ってください。
白糸の滝だけでなく、下記のお鬢水や展望台も楽しめます。
お鬢水
お鬢水(おびん水)は、白糸の滝のすぐ上にある岩窟で、ここの水はとても透明度ある湧水となっています。
富士の巻狩りの際に滝に立ち寄った源頼朝が、この水で髪のほつれを直したと伝わり、お鬢水は富士講の霊場の1つでもあります。
音止めの滝
音止めの滝は、分かれている芝川の本流の滝で、高さ25メートルと、こちらも見応えあります。
白糸の滝へと繋がる売店がいくつもあるところで、注意深く看板を見ていると「音止めの滝の展望はこちら」と言うような看板が数箇所あります。
白糸の滝「駐車場」
白糸の滝は駐車場が比較的豊富です。
白糸の滝へ繋がる売店の道路沿いには、若干有料駐車場がありますが、人も多く歩いているのであのりお勧めできません。
お勧めとしては、公共駐車場を通り過ごした先にある民間駐車場で200円~400円程度となります。
下記の地図ポイント地点は公共の白糸の滝駐車場で普通車は500円と、公共駐車場が一番高いです。
どの駐車場に止めても、滝壺までの距離はそんなに変わりませんし、音止めの滝も合わせて見学可能です。
最後に白糸の滝と音止めの滝の動画も入れておきますので、どうぞ、雰囲気をお楽しみいただけますと幸いです。
・曽我兄弟の仇討ちの解説【分かりやすい経緯】工藤祐経と伊東祐親の遺恨
・曽我兄弟【富士の巻狩り】10箇所の史跡解説と場所・駐車場などもご確認頂けます
・浄蓮の滝とは 日本の滝百選
・富士山本宮浅間大社の参拝用「駐車場」情報を中心にわかりやすく解説
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