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まもなく今年も終わり大晦日が迫ると言う、12月下旬に、高尾山(たかお-さん)に登って参りましたが、今回は、高尾山にとにかく「安く」登ると言う方法も踏まえて高尾山をご紹介させて頂きたく存じます。
高尾山は東京都八王子市にあり、標高は599mと低い山です。
しかし、自然豊かなところで、1300種以上の植物、100種以上の野鳥も見受けられます。
そして、関東では非常に貴重なブナの木も見られます。
そんな高尾山はミシュランガイドでも紹介され、年間260万人が登山すると言う、世界一登山者が多い山なのです。
ちなみに、富士山の登山者数は、2014年のデータで約17万人で、世界の山全部でも年間に700万人が登山すると言われていますので、高尾山を訪れる方が大変多い事がわかります。
欧米などの外国人家族のハイカーも、良く見かけますよ。
お正月には初日の出、初詣の参拝客も訪れます。
高尾山の駐車場
高尾山の有料駐車場は、高尾山口駅の脇にあります。
平日は800円、土日祝は1000円ですが、5月と11月は平日も1000円です。
トリックアート美術館の前から、右折も可能です。ただし、GW、紅葉シーズン、大晦日とお正月は満車になりやすいです。
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なお、駅からちょっと西へと向かった「高尾山入口南」信号付近に、高尾山薬王院祈祷殿駐車場(250台)があります。
元々、車での祈祷を行うところなのですが、祈祷以外の一般車も駐車可能です。
こちらの駐車料金は、広いので駅前の駐車場よりすいてますし、1日500円と安いです。ケーブルカー乗り場までは徒歩約10分で苦になりません。
基本的には、好きなところに止めてから、受付に歩いて行って駐車料金を支払い、帰りは勝手に出ると言う駐車スタイルとなります。
どうしても、GWや紅葉シーズンなどに行くと言う場合には、駐車場待ちの時間を考えたら、1駅手前の高尾駅の南口にあるタイムズなどに止めて、電車で行くと言うのも手です。
正月でなければ、下記にてご紹介する、電車とケーブルカーなどが20%割引になる「高尾山きっぷ」も使えますしね。
電車で高尾山に行くときは「高尾山きっぷ」がお得
京王電鉄の電車で、高尾山口駅まで来る場合には、京王線に乗る際に「高尾山きっぷ」を購入すると、電車もケーブルカー・リフトも、20%割引となりますので、大変お得です。
ただし、12月31日~1月3日の間は発売なし。京王線に乗らない場合には、ケーブルカーは通常の往復割引しかありません。
高尾山は、京王線の終点・高尾山口駅が至近でケーブルカー乗り場・清滝駅まで徒歩約5分です。
ちなみにJR中央本線の高尾駅からだとちっょと距離がありまして、ケーブルカー乗り場・清滝駅までは徒歩約30分 (2.5km)も掛かりますので、京王線で1駅(130円)での「高尾山きっぷ」を購入するとお得ですし、ラクラクです。
高尾山ケーブルカーとエコーリフト、どっちが輸送力高い?
高尾山には、麓から徒歩でも登山できますが、子供などの家族ずれや高齢者などでも、ケーブルカーと、ペアリフトがありますので、安心です。
往復割引乗車券もあり、リフトもケーブルカーも同じ会社が運営しているため、行きはケーブルカー、帰りはリフトと、両方に乗ってしまうこともできます。
ケーブルカーの所要時間は片道約6分で、通常期は15分毎の運転です。
ただし、GWや紅葉シーズン、お正月など、混雑時期には、本当にものスゴク混雑して長蛇の列となりますので、乗車完了次第、随時出発となります。
大晦日12月31日は、初日の出や薬王院への参拝客多数の為、リフトもケーブルカーも終夜運転します。
ケーブルカーはエアコンもついているので、暑い夏や寒い冬でも心配ありません。
輸送力としてはケーブルカーは片道6分で、最大乗車人員135名、リフトは片道12分の168台 (2名椅子)。
リフトはさすがに冬は寒いですが、若干ケーブルカーより輸送力高いですし、どんどん出ますので、非常に混雑する時期の高尾山攻略法としては、リフトの方がケーブルカーよりは早く乗れるかな?と言う気がいたします。
ただし、下りは高い所から眼下に向かって降りますので、高所恐怖症の方には辛いと思います。
高尾山登山の服装や靴は?
ケーブルカー・リフトに乗って、通常の1号路を進むと、地面も高尾山山頂まで完全に舗装されたハイキングコースとなり、超初心者から高齢者まで登る事ができます。
ケーブルカーの駅は標高462mで、薬王院付近には多少階段がありますが、高尾山山頂は599mで、高低差はたったの137m。
尾根を緩やかに登っていくような感覚ですので、そんなには苦になりません。
若いカップルの女性などでは、ハイヒールなんて方も見受けられますが、石の階段もありますし、山の上で足をくじいたりすると辛いのは自分ですので、せめてスニーカーが良いです。
ケーブルカー・リフトに乗って、1号路で高尾山山頂まで徒歩片道40分といった所要時間(薬王院での参拝時間は含まず)で、単純に往復する分には、スニーカーで充分ですが、持っているのならば登山靴がお勧めです。
上記写真の先が高尾山山頂です。
なお、1号路以外は、未舗装の山道で、狭い箇所もありますので、素人気分での通行は危険です。
そして夏は暑いですので、水分補給の為のペットボトルや水筒、冬は下界よりも寒いですので、多少の防寒対策と、ホカロンなどがあると良いです。天気予報に注意して、雨具は持参しましょう。
なお、携帯電話も全行程繋がります。
高尾山薬王院
1号路で往復しますと、途中にある「高尾山薬王院」の境内を必ず経由することになります。
古来、高尾山は山伏の修験道で、薬王院は、744年に聖武天皇の勅令により東国鎮守の祈願寺として、高僧・行基により開山されました。
現在は「成田山新勝寺」「川崎大師平間寺」と並ぶ真言宗智山派の大本山です。
ご本尊「飯縄大権現(いづなだいごんげん)」で、武田信玄や北条氏康・北条氏照なども崇敬していました。
江戸時代に流行した「富士講」も、まずは薬王院にお参りしてから、富士山へと向かったのです。
現在、御護摩(御祈祷)は3000円からお願いできますので、私も今回、御本堂に上がり御祈祷して参りました。
太鼓や鐘、そして法螺貝なども鳴り響き、火もたかれる、まさに山伏による祈祷と言う迫力で、大変素晴らしい雰囲気でしたよ。
また、場所は離れますが、蛇瀧(じゃたき)・琵琶瀧(びわたき)の二滝では「水行道場」として一般信徒でも、最初3000円の指導料を納めれば「瀧行」もできてしまいます。
高尾山での昼食
高尾山は人気のハイキングコースになっていますので、山頂まで行く途中にはお店がすくつかあり、山頂の売店でも簡単な食事も取れます。
高尾山はメジャーなため、平日でも開いているお店が数軒あり、うどんやそばなどの食事もとれますし、ジュースの自動販売機もありますし、トイレもあります。
しかし、GWや紅葉シーズンは、山頂付近の大きなトイレにも非常に長い長蛇の列が・・。
上記写真は、高尾山山頂から望んだ富士山の写真です。
また、ケーブルカーの高尾山駅(麓ではありません)付近や、薬王院への参道の途中にもお店がありますが、土日祝のみ営業と言う場合が多いようです。
あと、麓にも多少は食べられるところがありますが、土日祝の昼時には混雑します。
ただし、山の上で尚且つ観光地と言う事もあり、食事は概ね、ちっょとお値段が高いです。
また、リフトやケーブルカーの山の上の乗り場付近には、夜間も営業するレストランがありますが、営業時間などはその都度確認が必要です。
冬は閉鎖と言う場合も多いです。
そのため、節約志向の場合には、コンビニ弁当でも良いので、麓で購入したり、自宅でお弁当を作って、高尾山に登ると良いでしょう。
その場合、座る場所の確保のため「ビニールシート」を持参すると良いです。
飲み物は節約するのであれば、水筒が良いです。
ただし、荷物が重くなりますので、山頂でジュースを購入すると言うのも一考だとは存じます。
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とはいえ、皆様考えるのは同じでして、どうしても、高尾山の山頂でお弁当を広げます。
よって土日祝の山頂では、レジャーシートを広げる場所を探すのに苦労するくらい、昼時はお弁当を食べる人で賑わいます。
ちょっと、時間をずらすなど、うまく工夫してみてください。
高尾山写真集
上記写真ではわからないですが、東京スカイツリーや、横浜ランドマークタワーも見えましたよ。
・高尾トリックアート美術館も見応えありましたよ
・京王高尾山温泉「極楽湯」高尾山の駅前にできた日帰り温泉
・高尾山の天気や季節に服装を合わせて登山を楽しむ‼︎高尾山登山の服装を解説
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