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玉作湯神社「叶い石」「願い石」正式なお参り方法【玉造温泉】

玉作湯神社

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玉作湯神社(たまつくりゆ-じんじゃ)は、島根県松江市玉湯町玉造の玉造温泉にある神社です。
出雲大社の宮司が代替わりする際、必ず、玉作湯神社で祈念した勾玉を奉納するのが、習わしになっているという、由緒ある神社です。
創建はかなり古いようで不詳であり「出雲玉作跡」として玉作湯神社境内が、国指定史跡になっています。
733年の「出雲国風土記」では、玉作湯社と明記されています。
この玉造温泉がある場所は、弥生時代末期に始まる勾玉や管玉の生産地「出雲玉作跡」が近くにあるところで、現在、出雲玉作史跡公園として保存・整備されております。


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玉作湯神社の御祭神は4神あり、少しご紹介させて頂きます。

宝玉御制作の神で出雲・玉作部(たまつくりべ)の祖神である櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)は、日本神話にも登場する神様で、玉祖命(たまのおやのみこと)とも言い、八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま)なども作ったとされます。
境内から出土した400点近い、出雲国玉作阯出土品が、国の重要文化財に指定されており、境内にて古代住居を模した収蔵庫に収められています。

玉造温泉を発見し温泉療法など温泉守護の神である大名持命(おおなもちのみこと)は、別名、大国主で、出雲大社でも祀られています。

少彦名命(すくなひこなのみこと)は、少名毘古那神とも書きますが、大国主と共に国づくりをした神様です。

植林・山林育成・産業繁栄の守護神とされる、五十猛命(いたけるのみこと)は、境内の韓国伊太弖社(からくにいたてのやしろ)にて祀られています。
恐らくは、古代に中国の方から韓国(朝鮮半島)経由で、やってきた人物(神様)なのでしょう。
五十猛神は、須佐之男命(スサノオ)の子で、出雲の伝説によると、スサノオらの上陸地点は石見国・五十猛の海岸であるとされます。

927年の「延喜式神名帳」では、「玉作湯神社」が1座、「同社坐韓国伊太氐(からくにいたて)神社」が1座の計2座と記されています。
鎌倉時代の1252年には、出雲守護の佐々木泰清から米5石が寄進とあります。

現在の本殿などは、江戸時代後期の安政4年(1857年)に再建された建物です。

玉作湯神社

境内にある願い石「真玉」(まだま)は、触って祈願すると、願いが叶うとされる、パワースポットになっています。
本殿の向かい側にあります。
ただ、ご利益を得るためには、正式な作法があるようです。


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まずは「鳥居」を抜けてすぐの社務所で「叶い石」の授与を受けます。
石段を登った本殿の周辺では、頂けませんので、ご注意下さい。(御朱印も下です)
初穂料は600円くらいのようです。

玉作湯神社

お守り袋に、石と、願い札が入っています。
石の種類は色々あって、何が入っているのかは、お楽しみのようです。

玉作湯神社「叶い石」

ただし、どんな石であっても、あなたと縁がある叶い石であり、神様が選んでくれたと言う事です。
「叶い石」を頂いたら、手水舎に向かい、左手、右手、口、そして柄杓の柄と言う順番で、体を清めます。


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そして、玉作湯神社の拝殿にて、二礼・二拍手・一礼の参拝をしましょう。

玉作湯神社

そのあと、玉作湯神社の拝殿の右奥にある、願い石のところに向かいます。
下記写真の左手の山側にあります。

玉作湯神社

太古の昔に、山から突然現れたと言われるのが、この丸い石(願い石)です。
願い石のすぐ下に、水が流れていますので、社務所で頂いた「叶い石」を、その御神水で清めます。

玉作湯神社「願い石」

そして、清めた「叶い石」を手に持ち、固定されている「願い石」に、そっと当てながら「心のなか」で願いごとを言います。
どの神社でも同じですが、神様に願い事をする場合には、まずは、自分がどこから来たのか、住所と名前を言いましょう。
そうしないと、神様も、どこから来た、誰なのか、わかりません。

玉作湯神社・願い石

「願い石」での願い事を行い、パワーを分けてもらったら、社務所に戻り、「願い札」に、改めて、願いや名前などを記載します。
そして、複写になっている願い事の1枚を、本殿の専用の箱へ入れて、もう1枚は、お守り袋に石と一緒にいれます。
「札入れ」に入れた願い事は、後日、宮司さんによる、ご祈祷が行われます。


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社務所窓口は、平日朝9時~12時、13時~17時30分まで。
土日祝は、朝8時30分~17時30分までです。
願い石ですが、土日祝は、観光客も多いので、順番を並ぶ「列」ができることが多いです。

あと、玉作湯神社の手前にある玉湯川に架かる宮橋は、別名「恋叶い橋」と言い、橋の真ん中で記念写真を撮影した際に、鳥居も一緒に写っていれば「恋」が叶うとされています。
道路を横断する場合には、クルマにご注意願います。

玉作湯神社

玉作湯神社への交通アクセス・行き方ですが、JR玉造温泉駅から、一畑バスの「玉造温泉行き」に乗車して、玉造温泉バス停下車となります。
JR玉造温泉駅からタクシーで向かうと5分くらいです。
駐車場は、神社の駐車場を利用できますが、土日祝は混雑しそうです。

玉造要害山城 (玉造城)

念のため、当方のオリジナル地図「山陰・山陽」でも、駐車場の入口をポイントしておきます。
また、夏は虫も多いので、虫除けなどを対策が必要です。
このあとは、玉造温泉の旅館に宿泊しました。

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髙田

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