月待の滝(つきまちのたき)は、茨城県久慈郡大子町にある高さ17mの滝です。
久慈川に注ぐ小さな支流・大生瀬川にあり、通常は2筋(夫婦滝)、水量が多いと3筋の滝で幅は12mですが、滝の裏の岩盤が大きく削られているため、滝の裏側に入ることができます。
そのため「裏見の滝」「くぐり滝」とも呼ばれます。
水量が増すと夫婦滝の間に子滝が現れることから、安産の神で知られる二十三夜尊の信仰があり、滝の内側で二十三夜の月が出るのを待って、安産を祈願したことから、月待の滝と言います。
水量が比較的少ないこともあり、あまり水にぬれることなく、裏側に入れます。
なんのことかよくわかりませんが、テレビドラマ『ガラスの仮面』の舞台にもなったそうです。
どのようなところかは、動画の方がわかりやすいので、よければ下記をご参照賜りますと幸いです。
なお日本のパワースポット88選にも選ばれております。
「月待の滝もみじ苑」の手ぶらで楽々体験コースを利用すると、滝行に使う道着やタオル、ドライヤーなどをレンタルでき、更衣室も利用できますので、気軽に滝行を体験可能です。
下記のような水占いもあります。
個人的には、滝の裏側に入れたのは、熊本県の阿蘇・鍋ヶ滝で体験して以来となります。
阿蘇・鍋ヶ滝は、水量があり滝のカーテンのようになっている反面、久慈の月待の滝は水量が少ないので、その素朴さが魅力です。
優しさを感じますので、まさに安産の神と言う感じです。
紅葉の時期には、穏やかな滝とモミジのコラボに癒されるはずです。
タイミングが難しいです。
永源寺さんの紅葉がちょうど良い時期には、袋田の滝は紅葉おしまいの頃で、月待の滝はまだこれからという感じでした。
なお、この手の裏側から見れる滝は、日本全国に20箇所ほど滝があります。
ただし、クルマですぐ近くまで行けて見れる滝は少ないので、そのような意味では大変貴重です。
袋田の滝など、近くまでお越しになられた場合には必見と言えるでしょうが、道路がそんなに広くないので、あまりツアーなどの団体客は来ません。
※根性でバスが入ってくるときもありますが・・。
道路からは下記の場所から滝へと少し下がって行きます。
他には駐車場から階段で降りて、川沿いからも滝に向かえます。
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月待の滝への行き方・交通アクセスですが、JR下野宮駅から徒歩で約20分となります。
滝の近くには蕎麦屋さん「もみじ苑」があり、駐車場を利用可能です。
駐車場の場所を当方のオリジナル関東地図にてわかるようにしておきます。
観光所要時間は、見学だけでしたら20分ほどです。
入場料などは無料です。
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