白山白川郷ホワイトロードは、石川県白山市と岐阜県大野郡白川村を結ぶ、全長33.3キロの標高600m~1450m山岳有料道路です。
昭和52年(1977年)に開通し、かつては、白山スーパー林道と言いましたが、2015年に名称が変わりました。
石川県側から、白山白川郷ホワイトロードの見どころを、順番にご紹介してみます。
まず、白山白川郷ホワイトロードの石川県側の料金所がある中宮温泉近くに差し掛かるころには、尾添川の渓谷もV字になってきて、迫力ある岩肌も露出してきます。
そして、その川沿いには「滝」がいくつも見えてきます。
下記は「しりたか滝」と言い、3段になっています。
途中途中、駐車スペースもありますので、車を降りて、見学できる場所もあります。
だんだん標高が上がって参りますと、周辺の山の景色も、迫力が増してきます。
日本にもこんなところがあるんだと、なかなかの感動ものです。
更に奥へと進みますと、蛇谷園地と言う場所に出て、西側に広めの駐車場があります。
蛇谷(じゃだに)園地は、いくつか目玉があります。
まずは、日本の滝百選にもなっている姥ヶ滝(うばがたき)です。
駐車場付近から、上記の姥ヶ滝を撮影可能です。
なお、駐車場から「親谷の湯」入口があります。
今回、入浴までは致しませんでしたが、徒歩15分~20分ほと、降りたところに、親谷の湯「足湯」と「露天風呂」(混浴)があります。
チップ制の公衆トイレ、女性用の簡易脱衣テントもありますので、水着に着替えて混浴露天風呂を楽しめます。
ただし、毎週火曜日・金曜日には、主に午前中、お湯を抜いて清掃している時間もあるそうですので、念のため記載しておきます。
山間をグングン登って行きますと、やがて、とても大きな滝が見えて参ります。
ふくべの大滝です。
ふくべの大滝は、落差が86mもありまして、日光の華厳滝よりは短いですが、とても迫力がありました。
駐車場がありますが、そこまで、水しぶきが飛んできます。
白山白川郷ホワイトロードで、1番の見どころが、この「ふくべの大滝」になります。
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白山白川郷ホワイトロードは、全線で対面通行が可能(全線2車線)と道路の幅は十分です。
ただ、カーブも多い山道が基本となりますので、ふだん、クルマに酔いやすい方は、目に見えています。
酔い止め必須です。
また、夜間は通行止となります。
下記は白山展望台で、ここも駐車場があります。
一番奥に見えるのが白山です。
下記が説明図ですね。
県境の三方岩トンネルから岐阜県側には、三方岩駐車場があります。
この標高1450mの駐車場からは、1736mの三方岩岳(さんぽういわだけ)への登山道が整備されており、約50分ほどで登れるようです。
ここから岐阜県側は、急カーブが連続する急坂で、標高約500mの白川郷まで、高低差約950mも下がって行きます。
途中、白川郷展望台駐車場にある蓮如茶屋ではトイレや食事がとれる食堂もあります。
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白山白川郷ホワイトロードの通行料金ですが、昔は3150円で、日本一高い有料道路とも言われていました。
しかし、2015年に値下げされ、普通車1600円(往復2600円)になっています。
なお、有料道路の途中でUターンし、戻る場合には、片道料金だけで大丈夫です。
ETC、クレジットカード精算はできず、現金払いのみとなります。
バイク・自転車含めて「二輪車」は通行禁止になっています。サイドカーも禁止です。
なお、小生の場合、知らずに大失敗したのですが、執筆時点では、石川県にて「温泉に泊まって片道無料キャンペーン」と言うのがありました。
自動車を利用して、加賀温泉郷(あわづ温泉、片山津温泉、山代温泉、山中温泉)辰口温泉、白山温泉郷の協賛宿泊施設に2名以上で宿泊すると、片道の通行料金が無料(全額割引)になるものです。
毎年、キャンペーンとして行っているかは、わかりませんが、最近は続いているようですので、温泉に宿泊される方は、事前に、白山白川郷ホワイトロードのサイトにてチェックして頂ければと存じます。
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紅葉の時期は、例年9月下旬から11月上旬までで、標高によって時期の範囲が異なります。
冬期は積雪のため、通行止になります。
例年ですと11月10日~6月下旬と、半年以上、通行止になりますので、通れるのは夏から秋にかけての僅かな期間となります。
それを考えますと、通行料金は安いです。
なお、大雨や濃霧の際にも通行止になりますので、天気が悪い時には、公式サイトで通行できるか?、確認してから訪れると良いでしょう。
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