静岡県と神奈川県の県境ちかく、箱根の北方となる足柄峠にある足柄関所跡などをご紹介致します。
足柄峠は、いにしえの昔、静岡から関東に入る古道となっており「足柄街道」と現在でも呼ばれています。
1221年頃には「有もやしけん跡だにもなし」と、歌に詠まれるほどであり、その時、すでに足利関所は跡形もなかったようです。
近くには古い石碑も色々あります。
なお、足柄峠の話は「足柄城の訪問記」の方で触れていますので、ここでは割愛させて頂きますこと、ご容赦願います。
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足柄峠のすぐ脇には聖天堂があります。
足柄山聖天堂のご本尊は「大聖歓喜双身天」とされ、インドから京都にもたらされたもので、京から空舟に乗せ海に流すと、相模の早川に漂着したとされ、それを弘法大師が足柄山に奉納したと言います。
ただし、本尊は「秘仏」とされ、一般公開されていません。
神仏混合の祭祀で、本尊は仏像なのですが、神社としての形式もとっているようです。
聖天堂の脇には、金太郎の石像もありました。
足柄と言えば金時山と金太郎ですからね。
関所跡のちょっと下にも立派なトイレがある駐車場(5台ほど)があり、関所跡の向かいには、足柄茶屋(お住まいになっている大きな家)もあります。
下記は足柄城から望めた富士山の写真です。
富士山の絶景スポットは足柄城のコーナーにて・・。
なお、足柄峠から静岡側にある県道沿いには、所々に「石碑類」があり、古くから交通の要所であったことがわかります。
足柄峠の関所跡付近の駐車場は下記の地図ポイント地点です。
新しいトイレも設置されています。
なお、道路は神奈川県側から登ると広くて走行しやすいですが、静岡県側は道幅も狭い箇所が多数ありますので、走行する際にはヘッドライトを付けるなど対向車にご注意を。
また、酔いやすい方は、酔い止めを。
・足柄峠付近にある足柄城の訪問記はこちら
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