鳥取市内から車で40分ほど、若桜鬼ヶ城の城下町を抜けて、国道29号から右にそれると、国の重要文化財「不動院岩屋堂」があります。
不動院岩屋堂(ふどういんいわやどう)は、岩窟の穴の部分に建てられた寺院で、高さは約10m、幅は5mくらいです。
鳥取県東伯郡三朝町にある三徳山三仏寺「投入堂」と、大分県宇佐市の龍岩寺「奥院礼堂」とともに「日本三大投入堂」のひとつに数えられます。
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創建は西暦806年に飛騨の匠が建立したと伝わりますが、現在の建物は、室町時代の初期(1350年頃)の建立と推定されているようです。
本堂にある不動明王は、弘法大師が33歳の時に刻んだものとされ「日本三大不動明王」の一つだと言われていますが、現在、岩が崩落する可能性があり、近くには立ち入ることが禁止されています。
2016年10月21日に震度6弱を鳥取県の倉吉市、湯梨浜町、北栄町で観測した鳥取県中部地震の影響でしょうか?
熊本ほどではないですが、確かに倉吉の方は、屋根にブルーシートを掛けているお宅が多かったです。
なお、1週間前までに電話予約すれば、不動院岩屋堂を地元のガイドさんが案内してくれます。
1名~5名は1700円、6名以上は人数×350円との事です。
毎年3月28日と7月28日には護摩法要が行われ、本尊の不動明王が一般公開されるそうですが、その年によって開催日が異なる場合があるようですので、最新情報の入手に努めて頂けますよう、お願い申し上げます。
お問い合わせは下記まで・・。
TEL 0858-82-2213(若桜町教育委員会)
TEL 0858-82-2237(若桜町観光協会)
不動院岩屋堂への行き方・アクセスですが、電車の場合、若桜鉄道の終点・若桜駅で降りて、若桜町営バス「落折」行または「吉川」行で10分、「岩屋堂」バス停下車の徒歩3分となります。
ただし、電車じたい、本数が少ないので、非常に不便なため、レンタカーなどが無難です。
無料駐車場は下記の地図ポイント地点に5台ほどのスペースがあります。
地図は縮尺を変えてご覧願います。
もっと、栄えているところかな?と思っていたのですが、ほとんど人も歩いていない、山里の過疎地になっていました。
でも、たぶん、戦国時代には山中鹿之助も、きっと訪れていたことでしょう。
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