四国観光

祖谷「かずら橋」~つり橋は恐怖感満点の原始的アトラクションだった

祖谷のかずら橋

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四国は徳島の秘境にある祖谷に「かずら橋」(かずらばし)がある。

かずら橋と言うのは、人が徒歩で渡る人専用の橋でサルナシ(しらくちかずら)などの葛類を使用した架けられた原始的なつり橋の事を言う。

何はともあれ、まずは下記の動画をご覧頂きたい・・。

かずら橋を渡っている人は、つかまりながら「ゆっくり」歩いているのがわかると思う。
それはそのはずで、足元に「隙間」があるので、足元をしっかり見ないと渡れない。
しかし、その隙間からは激流となっている祖谷川のキレイな水面も見えるので、この恐怖感がたまらない。

その昔、空海(弘法大師)が祖谷を訪問した際に、激流で川を渡れず困っていた村民のために架けたと言う説や、平家の落人が住み着いて、追手が来てもすぐに切って橋を落とせるように葛を使ったともいわれている。

祖谷「かずら橋」

祖谷のかずら橋は、猿橋、錦帯橋と並んで、現在渡ることができる日本三奇橋ともされる。

祖谷「かずら橋」

かずら橋の長さは45m、幅は2m、川面からの高さは14mになっており、有料で渡ることができ観光の目玉にもなっている。
そのため、安全面からワイヤーが通されているため、純粋な葛橋ではないが、あまりワイヤーが見えないような工夫はされており、年間35万人が渡る。

祖谷のかずら橋

渡る際には一方通行となっているので、反対側からの進入は禁止になっている。
つり橋の床面は隙間だらけで、渡る際には足元から眼下に川が見えるので、へたな遊園地のアトラクションよりも迫力・スリル感は高い。

かずら橋

一度渡り始めると、引き返せないので、覚悟をもって挑んで頂きたい。

祖谷のかずら橋

重さ約5トンのかずらで作られているが老朽化もするので、3年に1回は架け替えが必要で、その時は約1カ月間、休業となる。

祖谷のかずら橋

なお、祖谷のかずら橋を渡り終わったあと、左手に進むと「琵琶の滝」もあるので、ぜひセットで訪れて頂きたい。

琵琶の滝

琵琶の滝の場所からは祖谷川の川岸に降りることができるので、川面からもかずら橋の撮影が可能になっている。
ただし、観光整備はされていないので、川や岩は「滑りやすい」ので、特にお子様は十分にご注意願いたい。

祖谷川

祖谷のかずら橋の営業時間は日の出~日没までで、年中無休。
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なお、夜間の19時~21時はライトアップもされていると言う。

大きな立体の有料駐車場「かずら橋夢舞台」が下記の地図ポイント地点にある。

大型バスも止められるが普通車は1回510円となっている。
おみやげ物店やレストラン、トイレも完備された立派な建物も併設されている。
この駐車場からかずら橋までは歩いて約5分ほどで、観光所有時間は、混雑していなければ約30分となる。
※橋を渡るのが怖くて「遅い」人がいると、人の渋滞となって時間が掛かる場合があるので所要時間には注意。


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なお「かずら橋夢舞台」の道路の反対側には民間の有料駐車場もあり、そちらの方が駐車料金は安いが、小生が訪問した平日は営業しておらず、仕方なく公共の高いほうに止めると言う結果となった。
かずら橋の手前にも民間の小さな有料駐車場があるが、ロープが張られていて、同じく営業していなかったので念のため記載しておく。

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髙田

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