キンムトー(沼湯)は、北海道川上郡弟子屈町にある自然の池で、秘境にあります。
屈斜路湖と、川湯温泉方面を結ぶ、未舗装の道路「池の湯林道」(全長10km)の中間付近、10分くらい進んだところに、第2硫黄山があります。
第2硫黄山への分岐点にある案内道標から、屈斜路湖側に50mほど進んだところに、キンムトーの大きな看板がありますので、そこが、入口となります。
池の湯林道から支線に入り、約50mほど車を進めたところに、約5台ほどの駐車スペースがありました。
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その駐車スペースから、獣道のような人が一人歩ける道を、ゆっくりと下りながら、徒歩で300mくらい歩いて行きます。
周りは、まさに「秘境」と言える、弟子屈の森でして、クマさん(ヒグマ)がいないか?、常に、左右を見ながら進みました。
もちろん、クマよけの鈴をつけていましたが、念のため「笛」も持参していたので、1分置きに笛も吹くような感じで対策しました。
そして、約300mほどでしょうか、進んだ先に、キンムトー(沼湯)がありました。
湖面は、緑色していました。
キンムトーとは、アイヌ語ですと「山の上にある神秘的な沼」と言う意味だそうです。
湯沼と言うのは、湖の周りのあちこちで「温泉」が出ているからという事らしいです。
キンムトーは、大きくはありませんので、湖ではなく、大きな池と言う感じです。
湖畔は若干移動できそうでしたが、湖を1周するのは難しいようです。
夏場はただの森の中の池と言う感じですが、紅葉の時期は、それなりに素晴らしいところになっていることでしょう。
夏は、とにかく「虫」が多いようですが、9月終わりの秋では、虫はいませんでした。
キンムトー(沼湯)への行き方・交通アクセスですが、林道の入口は、うっかりしていると、見落としがちですので、当方のオリジナル北海道地図にて、だいたいの位置をポイントしておきます。
スマホで表示すれば、行先指定もでき、カーナビ代わりにご活用頂けます。
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なお、池の湯林道の走行中や、先に寄った第2硫黄山では、誰にも会わなかったのですが、このキンムトーの駐車スペースには、1台のクルマが先着していました。
車内には、誰も乗っていませんでした。
ただ、私が、キンムトーに向かって歩いている途中、道はないであろう、森の中から「叫び声」が聞こえてきました。
どんな、言葉を発しているのか?、わからないので、叫び声と言う表現しかできないのですが、その声が聞こえたあと、駐車スペース側に向かって、森の中を歩いている人影をみました。
熊さん対策としては、定期的に大きな声を挙げて、歩くのもひとつの方法ですので、恐らくは、クマ除けとして大声を発したものと推測します。
あまり、ジロジロみると、いけませんので、気にせず、湖を目指しましたが、戻って、駐車スペースについても、まだ、先行車は、そのまま止まっていました。
また、誰もいらっしゃらなかったので、その人は、まだ、キンムトー近くの森の中を、まだ、さまよっておられるようでしたので、とにかく、急いで、退散しました。
キンムトーに行く「歩行路」にて、他の人とすれ違うのであれば、理解できるのですが、道はないであろう、森の中を、歩いていらっしゃいましたのでね。
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なお、林道入山は、本来であれば森林管理署の許可が必要ですが、一般・観光利用では、必要がないらしいです。
観光客のいない穴場スポット「キンムトー」でした。
可能な限り、複数人で行動を。
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