沖縄観光

風光明媚な「竹富島」を僅か2時間ほどで短時間観光する方法~石垣港発

竹富島

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竹富島(たけとみじま)は、沖縄県の八重山諸島にある島で、住所は沖縄県八重山郡竹富町竹富となる。
これまで石垣島は4回ほど訪れており、竹富島も4回来ている。

竹富島

竹富島の観光コースも、バス観光・水牛車観光、サンゴ礁を見れるグラスボードも乗っている。
高那旅館にも宿泊し、コンドイビーチでも泳いだこともある。
概ね竹富島のアクティビティーは経験済みだが、石垣港から15分くらいで上陸できるし、やはり美しい場所はいつ行っても良いという事で、今回も竹富島を訪問した。
ただし今回は、僅か2時間で島内観光を済ませて石垣に戻ると言う、超ビンボー観光方法を行った。

ガイドブックのようなありきたりな観光方法や、時間をたっぷりかける方法をご紹介しても仕方ないので、今回利用した「短時間」で観光できる「竹富島バス観光コース」として詳しくご紹介したい。


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今回、利用したのは八重山観光フェリーによる竹富島バス観光コース「竹富島でのんびりバスの旅」。
竹富島の場合、例えば、観光バスと水牛車のセットの場合には、まずは観光バスに乗って周り、その後、水牛車の場所でおろしてくれるので、水牛車で中心部を周って、水牛車の会社が港に送迎してくれると言うパターンになる。
もし、グラスボードもセットにしている場合には、更に港でグラスボードにも乗船すると言うことだ。
このように、それぞれの観光がセットになっているプランもあるが、今回は観光バスにだけに乗って、石垣港から石垣港まで約2時間(正確には2時間5分くらい)で戻って来れる短時間観光として記載する。

竹富島バス観光コース

短時間観光参考例
竹富島バス観光コース

13時 石垣港発
13時15分 竹富島・観光バス
14時 観光バス終了・中心街のフリータイム
14時30分 バス乗車で港へ
14時50分 竹富島発
15時05分 石垣港着

バス観光は予約制なので、船会社の「観光プラン」で申し込みが必要。
ただし、空きがあれば当日1時間前でも予約できる。
ちなみに、竹富島の観光コースも水牛車観光など色々とあるが、料金的にはこの観光バスプランが一番安い。


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流れとしては、石垣港から竹富島へ船で渡ると、下船した桟橋付近で、バス観光の運転手さんが待っているので合流する。
そして、すぐにバス観光が開始される。
上記の参考例では石垣発を午後の船便としているが、午前中の便でも夕方15時頃の便でも、基本的にはバス観光を利用可能。
なお、バス観光は、基本的に竹富島の「中心街」にて終了すると理解するとわかりやすい。
中心街と桟橋は、1.3kmほど離れているので、歩くと15分~20分かかる。
バス観光の場合、その中心街から港までの行程も「バス乗車券」(片道)がついていて、同じバス会社が運航している路線バスのような予約乗車制バスに乗ることができる。
要するに、中心街などから港まで送迎してくれるわけだが、この帰りの送迎用バスは、当日の予約制なので、予約してバス停で待つ必要がある。
ただし、観光バスの運転手さんに「予約したいのだけど」と相談ができるので、当日、観光バスの最終地点で下車した際に、予約できるか聞いてみても良いだろう。
事前に、すぐ帰りたいなど分かっている場合には、石垣島での最初の予約・購入時に、帰りのバスもお願いすることができるが、うまく連絡が伝わっていないことも考えられるため、実際に観光バス終了時にも確認した方が良い。

竹富島

このように、観光バスプランと言っても、帰りはフリータイムのようになっている。
また、竹富島からの帰りの船便は、時間指定ではないため、その日の船ならどの時間の船でも乗船可能。
そのため、ちょうど2時間後に帰ると言う事ではなく、もっと滞在時間を長くしても良い。
朝イチの便で竹富島に渡ってバス観光を行い、バス下車後はフリータイムとして思いっきり竹富島に長時間滞在して、夕方に戻って来ても良い。
ただし、2時間より短い時間での島内観光はちょっと厳しいので、最低2時間は必要だとご理解願いたい。

繰り返すが、バス観光終了後の帰りのバス乗車は「予約制バス」のため、観光で周ったバスとお別れする際に、運転手さん(運転手兼ガイドさん)に、迎えのバスの時間を「予約」しよう。
事前にお願いしていても、連絡が伝わっているかの確認も含めて「帰りのバスなのですが?」と、きちんと確認しよう。

今回の事例

今回は、石垣港離島ターミナルの八重山観光フェリー窓口で、13時の竹富島行きに乗船して、帰りは14時50分の船に乗れるか?、念のため確認して当日の昼頃(1時間前くらい)に日帰りツアーを申んだ。
時刻表など、自分が誤った理解をしている場合も考えられるため、もし2時間で確実に戻ってきたい場合などには、必ず「帰りのこの時間に船に乗れるか?石垣港窓口の係員さんに確認」してチケットを購入して欲しい。

なお、当日に石垣港で直接申し込みした場合には、係員さんが目の前でバス会社(竹富島交通)に電話手配してくれた。

キップは「行きの乗船券」「観光バス券」「迎えのバス券」「帰りの乗船券」が1体型になっており、それぞれ切り離してもらう感じだ。
支払いはクレジットカードでも可能。
分かりやすく言うと、往復の船、竹富島の定期観光バス、竹富島島内の帰り送迎バスがセットになっているというもの。

バス観光が終るまでトイレに行く時間がないので、石垣港でトイレはすませておこう。
ジュース類もバス観光が終るまで購入できないので、石垣港の自動販売機などで事前にジュース類など手に入れておくと良い。
高速船は出航時間の約15分前から乗船できる。
他の観光客も多数乗船するので、良い席をとりたい場合には早めに並ぼう。
石垣港から竹富島への船旅・所要時間は約15分ほど。
窓からはキレイな海を堪能できる。

竹富島航路

竹富島の港を降りると、私の名前を書いた「プラカード」を持った運転手さんがお待ちかねであったため合流する。
<注釈> プラカード(手持ち看板)の方法などは繁忙期などは異なる場合もあるのでご参考までに。
そして、全員そろったら、さっそくバスへと案内された。
竹富島の観光バスは、道路が狭いところもあるので、観光バスと言っても大型ではなく「マイクロバス」が主流。
このマイクロバスはもう20年・30年と変わらないが、バスは何台も所有しているバス会社である。
小生が今回、竹富島の島内観光バスに乗車したのはこれで3回目。

この日は、2022年5月のGW明けで、合計の乗客は4名だった。
もちろん時期にもよるだろうが、新型コロナ前であれば8割くらい座席が埋まっていたと記憶する。
運転手さんによる説明を聞きながら、まずはカイジ浜(皆治浜)を目指す。
バス移動なので冷房も効いていて快適だ。(歩いている人は暑そう)

カイジ浜(皆治浜)

カイジ浜は、観光バスから下車して約20分間のフリータイムになる。
晴天だと砂浜は結構暑いので、帽子があると良いだろう。
カイジ浜は原則として遊泳禁止で泳いでいる人はいないが「星の砂」があることで有名なビーチだ。
運転手さんの説明をよく聞いて、★の形をした砂をゲットして欲しい。
ちなみに、小瓶に入った星砂も300円くらいで販売されている。
晴れていれば、対岸に西表島や黒島も見れる。

動画も撮影してみたのでよければご覧頂きたい。
※字幕ではコンドイビーチと表示されますが、下記の動画のビーチは「カイジ浜」になります。訂正してお詫びを申し上げます。

カイジ浜では20分の下車観光だがバスには早く戻っても、ドアを開けてくれるので先に乗車することも可能だ。

カイジ浜の次は、コンドイビーチ(コンドイ浜)に行く。
ただし、コンドイビーチは、バスの車内からの車窓見学になり、下車はできない。
コンドイビーチは、無料で泳げる海水浴場。

コンドイビーチ(コンドイ浜)

昔、海水浴もしたことがあるが、遠浅で、波もほとんどない。(ナマコはいる)
もし、観光コースも利用して泳ぐ場合には、観光バスが終点についてから歩いて20分くらいかかる。
当日、バス停にて時間を確認して、電話で予約する予約制バスを別料金(1乗車300円)で利用する方法もあるので、運転手さんに聞いてみよう。

コンドイビーチを周ったら、最後は集落の徒歩観光に適した「竹富島そうりゃ」近くのバス乗り場で下車となる。
14時頃に到着した。
観光バスコースの場合、運転手さんから集落の地図を渡されるので、ここからは徒歩でのフリー観光だ。
綺麗な街並みが残っているが、道路の砂は、毎日、地元の皆様が掃き掃除してくださっていると言う。

竹富島観光

今回は14時50分発の船に乗るため、14時30分頃、また同じ場所(竹富島そうりゃの近く)に戻ってくるように促された。
もし、帰りのバスの話が出なかったら、バス運転手に聞いてみることが必要なので、念のため記載しておく。

この集落でのフリータイムは約30分間あった。
なごみの塔など周る時間が充分にある。

なごみの塔

歩行距離としては400mくらいだろうか?
短い距離だが、竹富島で一番雰囲気が良い場所でもあるので、30分でも充分に島の雰囲気を味わえる。

ただ、暑かった・・・。
木陰は涼しい。
公衆トイレも近くにあった。
途中「たるりや」と言う飲食店あたりで、休憩して飲み物タイムにしてから戻ってもよいだろう。

竹富島

今回、乗って来たバスは、他に用事がなかったようで、帰り用にそのまま待機していた。
このパターンは観光客の多さによって異なるだろう。

ちなみに、プラスで水牛車にも乗る場合には、水牛車の出発地点近くにバスが寄っておろしてくれる。
中心街から港に戻るのは水牛車観光の送迎車が担当するので、もうバスには戻らない。
忘れ物がない様にバスをあとにしてほしい。


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また、予約制バスに乗車しても、簡単な観光案内を受けながら、竹富島の港に送迎して頂けた。
バス観光の4名中2名は水牛車だったので、帰りは私共2名だけのバス乗車であった。

竹富島から石垣に戻る船は約8割くらいの乗船で、以外と混雑していた。
観光客戻って来た感がある。
先日、黒島の港ではマンタが泳いでいたのを発見したが、竹富港では見れなかった。

竹富港

以上、約2時間で竹富島観光をして石垣港に戻ったことになる。

このように、石垣でちょっと数時間ほど、時間があいたときなど、短時間の竹富島観光はお勧めだ。
午前中に新石垣島空港に到着してからの午後の時間や、帰りの最終日の午前中などの短時間に観光する方法としても使える。
石垣港ターミナルにはコインロッカーもあるので便利だ。

水牛車・バス観光プラン

3時間以上は必要だが、もし、水牛車に乗ったことが無ければ、ちょっと時間を要する場合もあるが、水牛車プランがお勧め。
竹富島や由布島にて、私はもう何度も乗ったことがある。
ただ、暑い中、水牛が一生懸命引っ張るのが、動物虐待のようであまり好きになれないので、もう水牛車に乗ることはない。
しかし、八重山の風物詩とも言えるため、1度も水牛車観光したことがない場合には、ぜひ経験して頂きたい。


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水牛車だけの観光コースと、島内バス観光+水牛車と言う贅沢なコースもある。
下記の場合、2日前までの予約が必要だが、予約も簡単でポイントも貯まる。

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交通アクセス

石垣港から出発する離島観光ツアーを利用する場合、石垣島の島内にある有名ホテルからは無料送迎バス(事前予約制)もある。
レンタカーで移動する場合、石垣港離島ターミナルの駐車場はすべて有料駐車場になる。
ただし、1時間100円程度(夜間は1時間50円)なので、そんなに高くはない。
5000円札、1万円札は使えないので1000円札を持って行こう。
第1駐車場が最寄りとなるが、平日でも朝から満車になることが多い。
そのため、朝8時頃の狙い目は第2駐車場、もしくは第3駐車場になる。
それ以降は、ちょっと離れた駐車場になることも覚悟して事前に場所を把握しておこう。

石垣港付近の市街地は、地元のクルマも交通量が多く朝夕は渋滞もする。
お年寄りの自転車などは、左右見ないで道路を横断したり、こっちが危ないなと減速すると観光客も信号がない横断歩道と間違えて、横断歩道の信号が赤でもゆうゆうと横断したりするので、本州とぜんぜん交通環境が異なる。
制限50の道路を、時速30程度で走っているのも珍しくはないが、これはまぁ、石垣以外でもある。
運転には充分気を付けて頂きたい。

駐車場が満車の場合に備えて、集合時間よりも20分~30分くらい早めに到着できるように行きたいところだ。

石垣港の駐車場地図

なお、駐車場に止まっている車は、ほとんどがレンタカーである。
石垣島の北部を走っていても、対向車が15台連続でレンタカーだったくらい、レンタカー王国と言える。
車種や色も似ているため、自分のレンタカーをどこに止めたか?、わからなくなって迷っている方も見受けられた。
止めた場所は、記憶しておこう。


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晴れ間の中、駐車場に止めていた車内のスプレーボトルが熱で変形していた。(梅雨の5月で窓も1cm程度開けて止めていたのに)
お土産品などをクルマに置いておく場合には、石垣港離島ターミナルのコインロッカー利用も検討できると良いだろう。

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髙田

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最後までご高覧賜りまして、誠にありがとうございます。
旅行会社勤務時の経験なども活かしまして国内旅行の情報提供中。
日本航空さんに年間10~30回搭乗して日本国内を巡っており、観光地での楽しみ方、お得な過ごし方などを掲載しております。
国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級、温泉ソムリエ、普通救命修了。
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