鎌倉のあじさい寺として、ニュース番組などでも度々取り上げられる、国指定史跡の明月院(めいげついん)。
鎌倉らしい谷戸の細い道を進むと、下記のような明月院の入口が見えてきます。
京都などの立派な寺院や、円覚寺・建長寺などと趣きが異なり、派手さはありませんが、鎌倉時代を偲ぶ雰囲気が明月院にはあります。
平日だと言うのに、想像以上に多くの観光客が訪れていました。半分くらいは外国人の観光客のようです。
あじさいに囲まれた通路を上がって行くと、下記の本堂(方丈)にたどり着きます。
本堂の手前にはなかなか立派な枯山水庭園があります。
鎌倉では珍しいかも知れませんね。
本堂の奥へと進むと「やぐら」がある「開山堂」に出ます。
明月院境内全域が国指定史跡になっています。
開山堂の右手には「瓶の井」(つるべのい)と言う井戸があります。鎌倉十井の1つです。
他にも境内には雰囲気ある木橋などもあります。
観光所要時間は30分もあれば良いでしょう。
なお、境内には「茶屋」があり、抹茶や和菓子などを頂く事も可能です。
なお、あじさい(紫陽花)のシーズンには入場規制するほど、たくさんの観光客が訪れます。平日でも行列ができ、60分ぐらい待つ覚悟が必要です。土日はもっとです。
そのため、時間に余裕があれば、開門前から並んで入場するのがベストと言えます。
ただし、あじさいは古来から植えられていたものではなく、昭和20年を過ぎてから「手入れが簡単だから」と言う理由で境内に植えられたものです。
でも、やってみるものですね。
その「あじさい」が見事だと言う事で、数多い鎌倉の寺院の中でもその名が知られ、大勢の観光客が訪れるのですからね。
ちなみに、明月院のあじさいの見頃は、6月中旬から7月中旬頃ですが、境内のトイレも数が少ないので、駅などでトイレ済ませてから訪れた方が無難です。
スポンサーリンク
なお、境内には北条時頼の墓と、上杉憲方の墓がありますが、その詳細に関しては下記にてご紹介していますので、ここでは省かせて頂きます。
拝観料金はあじさいのシーズンは大人500円、子供300円。
その他のシーズンは300円均一です。
拝観時間ですが、あじさいのシーズンは朝8:30~17:00。
通常期は9:00~16:00です。
裏庭の庭園は「ハナショウブ」と「紅葉」の季節だけ、500円にて特別公開されます。
皆様も機会がございましたら、明月院お勧めですので、是非、訪れてみください。
スポンサーリンク
行き方・アクセス
電車の場合は、JR横須賀線の北鎌倉駅から、線路沿いを歩いて約10分。
車の場合には、明月院付近には駐車場はないので、下記のコインパーキングに止めて行きました。
※土日祝やあじさいのシーズンはこの100円パーキングも混雑気味となりますので、電車の方が無難です。
この記事へのコメントはありません。