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室堂平は、富山県中新川郡立山町の飛騨山脈(北アルプス)北部にあたる立山連峰にある、標高2450mの人気観光地です。
電車・ケーブルカー・バスなどを駆使して、立山にやってくると、日本とは思えないような絶景が待っている素敵な場所になっています。
室堂(むろどう)とは、修験者が宿泊したり、祈祷を行ったりするお堂の事を言います。
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立山の室堂は、立山黒部アルペンルートのコース上である「室堂ターミナル」(バス)にあります。
室堂駅の上層階は、近代的な建物の【広告】ホテル立山となっています。
下記は、立山黒部アルペンルートの立山高原バスの室堂発着場となります。
春先には、道路の両側に「雪の大谷」ができるところです。
室堂は、標高3000m級の立山連峰になる、立山や剱岳の登山拠点のほか、室堂平のミクリガ池やミドリガ池など、火口湖を見学できる遊歩道が整備されており、人気の観光スポットにもなっています。
室堂平と言うくらい、比較的「平坦」で遊歩道が整備されていますので、天気が悪くなければ、登山の装備が無くても、周辺をトレッキング・ハイキングすることが可能です。
単純に、室堂駅からみくりが池への往復だけでしたら、所要時間は往復で30分ほどあれば充分です。
6月下旬から7月中旬には、澄んだ湖面にも立山の姿を美しく描き出します。
今回、表示させて頂いているのは10月上旬の紅葉時期の写真です。
みくりが池の周辺には、生えたのハイマツのなかに、雷鳥がひそんでいることも多いです。
また、高山植物の種類も豊富なので散策コースに最適となっています。
今回は、最初に、室堂山荘方面に向かい、みどりが池の脇を通って、エンマ台に出て、血の池・リンドウ池の脇を抜けて「【PR】らいちょう温泉 雷鳥荘」まで行きました。
そして、折り返して、エンマ台に戻り、みくりが池温泉の食堂にて昼食を頂き、みくりが池の脇を抜けて、室堂ターミナルに戻っています。
このルートで、所要時間は3時間30分くらい(昼食30分を含む)でしたので、ご参考になさって頂けますと幸いです。
下記は、室堂駅のすぐ近くにある「立山玉殿の湧水」で名水100選にも選ばれています。
水筒などに、天然水を給水することができますが、春先は雪に埋まっているので利用は7月~10月が目安です。
高山病の予防にもなりますので、水分は、多めに取りたいところです。
室堂平の散策路は、石畳のような道と、石がゴツゴツしているような未舗装路などになっています。
そのため、最低限、スニーカーなど、歩きやすい靴だと良いです。
下記は、【PR】立山室堂山荘です。
玉殿岩屋と言う場所が、この下にあるようなのですが、ちょっと、遠いかなと事前に感じていたため、見落としてしまいました。
次回の宿題です。
この【PR】立山室堂山荘の付近までは、室堂ターミナルから15分くらいの距離です。
立山連峰が近くに見えます。
次期は10月上旬です。
室堂(むろどう)と呼ばれる語源と言える建物「立山室堂」(室堂小屋)は、江戸時代中期の1726年に建てられた日本最古の山小屋で、国の重要文化財に指定されています。
内部は有料拝観可能ですが、問い合わせが必要なようです。
玉殿岩屋は、大宝元年(701年)に立山を開山した、越中国司・佐伯有若の子である佐伯有頼が、阿弥陀如来から立山開山の託宣を受けた場所と伝えられ、 山岳信仰時代には修験者らの宿泊場所として利用されました。
下記の写真は、室堂ターミナルの階段にあった、佐伯有頼の像です。
下記は、ミドリガ池になり、みくりが池の東側に位置します。
この付近は、観光客も、訪れる方は少なくなります。
この付近からの、立山・室堂の景色も、とても素晴らしいです。
エンマ台までやってきました。
エンマ台からは、眼下に「地獄谷」を望むことができます。
今回、エンマ台から、「【PR】らいちょう温泉 雷鳥荘」までも往復しましたが、血の池・リンドウ池などのルートは、あまり観光客は生きません。
トレッキングされる場合には、下記にて詳しく触れていますので、よければ、ご覧下さい。
エンマ台から、室堂方面に向かうと、すぐに「みくりが池温泉」の建物があります。
みくりが池温泉と言う旅館(山小屋)は、日本一高い所(2410m)にある天然温泉がある宿泊施設で、日本秘湯の宿の会に入っています。
室堂側から「みくりが池温泉」を見ますと、下記のような感じです。
写真の右側には「みくりが池」があります。
下記が「みくりが池」となりますが、室堂での一番の見どころと言えます。
室堂一帯(弥陀ヶ原)は、気象庁が常時観測する火山のひとつです。
立山地獄谷の噴気活動が活発化しており、噴気中の硫化水素や亜硫酸ガスなどの有害な気体の濃度が高
まり、地獄谷の中を通る遊歩道は、現在、通行禁止になっています。
火山ガス(硫化水素)が発生しているところもありますので、長時間、立ち止まらないよう、ご注意願います。
3時間散策コースチャート
実際に3時間で周った際の所要時間・ルートを「モデルコース」として、まとめて表記しておきます。
(1)室堂ターミナル・立山玉殿の湧水
↓ 15分
(2)立山室堂 ※室堂山荘の脇にある
↓ 15分
(3)みどりが池
↓ 10分
(4)エンマ台 (地獄谷を望む)
↓ 20分
(5)雷鳥荘 (周辺の景気堪能)
↓ 25分 登り
(6)エンマ台 ※休憩
↓ 5分
(7)みくりが池温泉 (昼食30分)
↓ 2分
(8)みくりが池展望台
↓ 13分
(9)室堂ターミナル
※食堂の待ち時間などがあると、更に時間が必要です。
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飲料水は、ペットボトルなどを持参できると良いです。
売店や自動販売機でも購入はできますが、プレミアム価格になっています。
水筒があれば、室堂では、全国名水百選に選ばれている名水・立山玉殿(たまどの)の湧水にて、水の補給はできます。
5月から7月上旬までは、雪上散策も多くなり、足元が悪いところもあります。
太陽が近いですので、夏季は、日焼け止め・サングラスなどが必需品です。
気圧が低く空気が薄いため、健康な方でも高山病の症状が出る場合があります。
高山病を予防するためには、水分を良く摂ることが必要です。
山の天気は気まぐれですので、レインコートくらいは持参したいところです。
降雪があったあと(例年10月下旬~11月)は、氷点下にもなり、観光客には適さない環境となります。
悪天候の場合などには、無理に散策せず、室堂ターミナル周辺だけに留めるなど、考慮願います。
昼食ランチ情報
立山駅~扇沢駅間での昼食ですが、室堂駅 ・弥陀ヶ原ホテル・黒部平駅・黒部ダム駅・扇沢駅に、レストランがあります。
レストラン立山(室堂)、弥陀ヶ原ホテル(弥陀ヶ原)、レストラン黒部平(黒部平)では、クレジットカードも使えます。
今回は「みくりが池温泉」にて、昼食を頂きました。
お弁当持参でも良いですが、夏以外は、外ですと「寒い」ことがありますので、防寒対策などがあると良いです。
また、余った食料やゴミは、残さず持ち帰り、自然を汚さないようにしましょう。
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立山黒部アルペンルートの各所売店では、下記の電子マネーが利用可能です。
現地でチャージはできませんので、事前にチャージしておくと良いでしょう。
iD、楽天Edy、ワオン、交通系IC(Suicaなど)が使えます。
室堂エリアは、ドコモ、au、ソフトバンクでの通話が可能です。
立山・室堂での宿泊
室堂に宿泊しますと、晴天時には夜の星空が、とてもキレイです。
流れ星も、10分おきくらいに見れるでしょう。
ただし、平地より外気温が15℃くらい低いです。
4月・5月、10月・11月には、朝の外気温は、マイナスになる場合も多いです。
■【広告】みくりが池温泉
日本秘湯の会でもある、温泉宿としては、日本最高所にあるホテルで、地獄谷を望みます。
ただ、室堂から、未舗装の散策路を約15分歩き、階段もありますので、スーツケースといったキャスター付バッグ荷物は超困難です。
道路が無いので、宅急便の宅配サービスも不可です。
室堂ターミナルなどのコインロッカーを利用して、必要な荷物のみ持参して宿泊するのも一考です。
特に雨天となってしまったら、移動が大変ですが、視界が悪い場合はスタッフが道案内してくれます。
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【広告】みくりが池温泉
■【広告】ホテル立山
室堂の駅の上層部(2階以上)が、ホテルになっており、改札から、外に出ることなく、チャックイン可能な、日本最高所に位置するホテルです。
宅配で荷物を事前に送ることもできますが、立山黒部アルペンルート内は宅配区域外のため、指定された方法にて4日前に到着するように、発送してください。
当日、手荷物の回送サービス(アルペンポーターサービス)も2000円程度でありますが、朝8時頃までの受付となります。(要確認)
大浴場には、温泉が供給されました。
夕方には、みくりが池方面の案内つき散策、夜9時頃からは星空観察会もあります。
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【広告】ホテル立山
室堂平の紅葉時期・紅葉の見ごろは、9月中旬~9月下旬となります。
交通アクセス・行き方ですが、マイカー規制のため、自家用車ではいけません。
長野県側の始点である扇沢駅から室堂までは、(1)関電トンネル電気バス、黒部ダム600m横断、(2)黒部ケーブルカー、(3)立山ロープウェイ、(4)立山トンネル・トロリーバスを乗り継いで、室堂に到着ですが、片道2時間~3時間(混雑時は+1時間程度)要します。
・みくりが池の解説
・室堂「ミドリガ池」 (みどりが池)の解説
・室堂「地獄谷」の解説 エンマ台
・室堂「血の池」の解説
・室堂「りんどう池」の解説
・立山黒部アルペンルート観光解説 通り抜け・往復 混雑回避方法も
・関電トンネル「電気バス」の解説 扇沢乗車方法も
・黒部ケーブルカーの解説 黒部平の紅葉
・立山ロープウェイの解説 混雑状況も
・立山トンネル「トロリーバス」立山黒部貫光8000形無軌条電車
・当方の北陸関連オリジナル地図
・【PR】立山黒部アルペンルートの格安ツアー旅行 (個人旅行もあります)
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