サッポロビール園は、北海道札幌市東区にあるビールとジンギスカン料理を楽しめる大規模な飲食店です。
少し、ややっこしいのですが、北海道札幌市などには「ビール園」と称する飲食店がいくつかあります。
例えば、すすきの駅近くにある「北海道ビール園」でも、ジンギスカンの食べ放題とサッポロビール・エビスの飲み放題プランもあります。
あとサッポロビール系では、サッポロビール庭園駅のほうにある「サッポロビール庭園レストラン・ヴァルハラ」もあります。
その他にも「アサヒビール園・白石はまなす館」が地下鉄東西線南郷7丁目駅近くの工場脇にあります。
スポンサーリンク
キリンビールも負けじと、札幌キリンビール園アーバン店などあります。
しかし、札幌のビール園と言えば、やはり本家本元「サッポロビール園」と言う事で、ここでは、サッポロビールさんのサッポロビール園に関して触れます。
サッポロビール博物館
サッポロビール園にはまず「サッポロビール博物館」が併設されています。
サッポロビール博物館は、事前予約での有料見学「プレミアムツアー」と、予約不要でいつでも入れる無料の「自由見学」と2通りあります。
有料のプレミアムツアーは、約50分の見学所要時間で、見学後に「サッポロビール生ビール黒ラベル」が1杯と「復刻札幌製麦酒」が1杯の合計2杯ビールを頂けます。
※大人の方でお酒が飲めない方は「ノンアルコールビール」「ソフトドリンク」から2杯、未成年の方は「ソフトドリンク」から2杯。
当日の予約はできませんが、翌日以降であれば空いていれば、インターネット上から予約が取れます。
スポンサーリンク
無料の自由見学は、見学コースの所要時間15分ほどです。
無料にはなりませんが、出口にあるスターホールにて、有料でサッポロ生ビール黒ラベル、北海道限定クラシックを1杯300円程度で頂くことが出来ます。
※スターホールでの有料試飲は、30分以内と定められています。
ただし、提供日がありまして、毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日は有料でもビールを頂けませんので、ご注意願います。
そのサッポロビール博物館の受付の脇に、飲食目的のサッポロビール園のレストラン受付があります。
サッポロビール園
サッポロビール園は建物がひとつではないため、サッポロビール園の中ではありますが、いくつかレストランが分かれています。
座席数にすると、合計で2000席以上もある、巨大なビアカントリーなのです。
ビールの仕込み釜(ケッセル)を望みながら食べられるのが「ケッセルホール」(550席)で一番の目玉になっています。
そのつぎに人気なのは、クラシカルな雰囲気の「トロンメルホール」(208席)。
赤レンガの建物で巨大なホールの「ポプラ館」(1000席)。
テラスなどもあり落ち着いた雰囲気の「ライラック」(76席)は、夏季はバルコニー席40席が追加されます。
サッポロビール園にて最も高級志向になる「ガーデングリル」(200席)と分かれています。
このように、ケッセルホール、トロンメルホール、ポプラ館、ライラック、ガーデングリルと5店舗あると言う感じです。
すべてで、ビールとジンギスカンの提供がありますが、それぞれ微妙にメニューが異なりますので、店舗により飲食代も違ってきます。
色々と特徴など細かく記載したいところですが、よく料金変更・システム変更があるため、過去に記載していた情報も一部消去させて頂きました。
例えば、穀物肥育したグレインフェッドラムのジンギスカンが頂けるのは「ガーデングリル」ですが、ビール飲み放題はあっても、食べ放題にはなっていません。
このように、食べ放題がある店舗、食べ放題がない店舗、ランチ営業が安い店舗など様々ですので、行きたいときに最新情報をご確認頂ければと存じます。
なお、ジンギスカンのレストランと言いますと、食べ放題と言う印象が強いのですが、各店舗とも、食べ放題にはせずに、単品で注文することもできます。
ビールも、飲み放題にはせずに、単品で注文することも可能です。
飲み放題にすると、約1300円になると言う感じですので、2杯頼めばトントンですから、飲み放題が高いと言う印象はありません。
ただし、食事が単品だと、ビール飲み放題はつけられません。
スポンサーリンク
なお、割引はありませんが、お安く食べたい・飲みたいと言う事であれば、平日のランチタイムがお勧めです。
「ケッセルホール」の場合、食べ放題+飲み放題(60分)で、3000円くらいと、時間は短いですがお安く頂けます。
※提供価格などは改定される場合がありますので、正確には公式サイトにてご確認頂けますよう、お願い申し上げます。
予約がお勧め
合計で2000席あると申しましても、土曜日を中心に土日祝は、満席になりやすいです。
特に5月~10月は観光客も多いため満席になりやすいです。
「ケッセルホール」と「ポプラ館」は、特に、事前予約が必須だと思われます。
4時間以上前でしたらインターネット上から予約が可能です。
それ以降の直前は、電話予約のみとなりますが、電話もつながりにくい状況です。
この予約システムがちょっと不便ではありますが、サッポロビール園に到着する時間が決まっているのであれば、出来る限り早めに事前に予約できると良いでしょう。
駐車場混雑
なお、駐車場は無料なのですが、その駐車場も混雑します。
満車の時には入れません。
ただし、満車の場合、札幌ビール園の隣にある「アリオ札幌」の駐車場がお勧めです。
ただ、アリオに止めてサッポロビール園までは、徒歩で10分程度必要になります。
よって、土日祝に訪れる場合には、最低でも20分以上早く到着するように向かいたいところです。
もっとも、クルマの運転手さんもビールを飲むのであれば、公共交通機関かタクシーがお勧めですし、駐車場の心配も無くなります。
交通アクセス
JR札幌駅の北口2番乗り場から、188系統「札幌ビール園・アリオ線」(直通・所要7分)の路線バスに乗車するのが便利です。
本数は平日が30分間隔、土日祝は20分間隔でバスが出ています。
タクシーの場合、札幌駅から約7分、800円前後となりますので、札幌市内のホテルからもそんなに時間はかかりません。
いずれにせよ、予約した時間より30分くらい少し早く到着できるようにして、先にサッポロビール博物館を見学したあと、飲食できると良いのではと存じます。
実録
少ないですが、小生は、サッポロビール園に2回訪問させて頂きました。
1回目は冬でしたが年末と言う事もあり、予約なしで訪れましたら「ケッセルホール」は満席で「ポプラ館」に通されたのを覚えています。
スポンサーリンク
2回目は、6月の土曜日でした。
小樽に寄ってからレンタカーで移動しましたので、到着時間の予想がつかず事前予約はしていませんでした。
まぁ、賭けで訪れましたが、駐車場が満席で、アリオの駐車場を拝借しています。
そして、予約なし17時頃到着で、唯一空いていたのは「ライラック」。
しかも店内席ではなく、増設している「バルコニー席」と言う事で、ギリギリOKだったと言う状況ですので、実際の記録として残しておきます。
よって、特に土曜日の場合、可能であれば事前に予約しておきたいところです。
もちろん予約するだけの価値はあると思います。
ジンギスカンも、ビールも、おいしいですよ。(^-^)
(参照)サッポロビール園
・札幌時計台 札幌駅で45分以上時間が余ったら訪問しよう
・さっぽろ羊ヶ丘展望台「少年よ大志を抱け」クラーク博士の銅像
・白い恋人パーク わかりにくい駐車場解説とお得な利用法
・北海道開拓の村 北海道の歴史的建物テーマパーク
・札幌大倉山展望台「大倉山ジャンプ競技場」札幌を一望
・北海道の観光に便利なオリジナル地図
この記事へのコメントはありません。