能登の珠洲岬は石川県珠洲市三崎町寺家にありますが、その場所に、青の洞窟と空中展望台スカイバードがあり能登最強とも言える最新の観光スポットになっています。
能登半島の最先端ですが、なんでもこの珠洲岬は、日本を代表するパワースポットになっているそうです。
長野県の分杭峠、山梨県の富士山と並び、日本三大パワースポットのひとつで「聖域の岬」なのです。
なんでも、気流・海流が衝突する珍しい場所で、自然界の気が集中しているとの事です。
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富士山は登るのが大変ですし、ゼロ地場として有名な分杭峠(ぶんぐいとうげ)は、山奥すぎて、到着するだけでも大変です。
しかし、ここ「聖域の岬」と呼ばれる珠洲岬(すずみさき)・金剛崎は、クルマで簡単に訪れることができます。
下記は駐車場の雰囲気です。
ちょっと、分かりにくいので、空中展望台スカイバード・青の洞窟・珠洲岬・金剛岬・ランプの宿の関係も踏まえてご説明申し上げたいと存じます。
能登半島の最先端とも言える金剛岬がこれらの施設・場所があるところになります。
珠洲岬(すずみさき)と言うのは、この能登半島の先端にある、いくつかの岬の総称と言う感じですが、金剛岬のことを珠洲岬と言う場合も多いです。
このように、珠洲岬・金剛岬に空中展望台スカイバード・青の洞窟・ランプの宿があります。
ランプの宿は下記の写真のとおり、岬の崖下にありますが、とても風光明媚な場所です。
崖の上にある空中展望台スカイバードは、そのランプの宿の真上にあります。
ちなみに、ランプの宿に宿泊する場合には、空中展望台スカイバードの無料駐車場にクルマを止めて、宿の送迎車で急坂を送り迎えしてもらいます。
この葭ヶ浦温泉ランプの宿は、この葭ヶ浦(よしがうら)にて廻船問屋を営んでいた刀禰(とね)家の屋敷と言う事になります。
大正時代になってから旅館業を始めました。
長らく電気が通っていませんでしたが、今では電気が来ていますので、純粋なランプの宿と言う事ではありません。
しかし、客室にテレビなどはなく、約50個のランプがある高級温泉旅館と言う事になります。
異次元とも言える浮世離れしたひと時を過ごすのには、とても良い場所だと存じます。
なお、明治22年(1889年)に汲んだ温泉(源泉)を最近水質調査してもらったところ、今でも飲めると言う結果がでたことから、水も腐らない強力なパワースポットの場所と言う事になります。
その珠洲岬(金剛岬)の岬のうえは、よしが浦温泉ランプの宿の民有地のため、有料入場の観光地になっており、崖から突き出ている「空中展望台スカイバード」があると言う事になります。
空中展望台スカイバードですが、通路が崖にせり出していると言う感じで、前述のとおり真下には「らんぷの宿」が見えます。
スカイバードは2009年9月にオープンしました。
これがまた、自分が歩く重さで、ゆらゆらと、せり出ている通路が「揺れる」ので、恐怖感もバツグンです。
国宝・犬山城の天守にて高所恐怖症になり、小谷城の本丸から転げ落ちて以来、最近は、高いところも、だいぶ平気になって参りましたが、さすがに怖かったです。
入場券は、この空中展望台スカイバードと珠洲岬(金剛岬)の岬のうえの散策だけのチケットと、それにプラスして「青の洞窟」が加わったチケットと2種類あります。
青の洞窟のセット券の場合には「ヘルメット」が貸し出されます。
そして、空中展望台スカイバードと珠洲岬(金剛岬)の散策を終えたあとに、崖にある坂道・階段を海面まで、降りて行くと言う感じです。
この崖が小石などの落石があるとキケンと言う事で、ヘルメットをかぶらなくてはならないようになっているようです。
下記が、その崖下に降りた地点でして、この日は天気が曇りでしたがこれだけ海水も透き通っていましたので、晴れている日にはもっとキレイだと存じます。
そして、絶壁にトンネルが掘られていて、その中を進んだ先に「青の洞窟」があります。
青の洞窟は、源義経の舟隠しとも呼ばれる小さな洞窟です。
青の洞窟と申しますと、海岸に開いている洞窟に、小舟で入るようなケースが多いのですが、能登の青の洞窟は、水面は浅く、洞窟内の海水は水位が低い状態でした。
水深が深くないと、光の屈折がなく、青くは見えませんので、水面が青く見えると言う事ではなく、洞窟内を「青く」ライトアップして、青の洞窟としているようです。
よって、正確に申し上げますと、ライトアップで青くした洞窟と言うことになります。
人工の石像や、巻いたと思われる白い玉石(パワーストーン)、水を流しているような状態などがなく、単に自然のままの状態でしたら、もっと良かったのですが・・。
人類は「ライトアップ」と言う言葉に弱いです。
単純に、源義経の舟隠し伝説の洞窟内を、昼間でも「青く」「幻想的」にライトアップしています。
開運強化のため、パワーアップ実施中としたほうが、人気が出そうな気がするのは、私だけでしょうか?
つい、観光コンサルタントのクセが出てしまい、申し訳ありません。
しかし、曇っていても、この海の青さですので、有料エリアは、お勧めであることは間違いありません。
青の洞窟と空中展望台スカイバード(有料エリア)の受付は朝8時30分~16時までです。
入場料は、空中展望台スカイバードと岬の散策だけでしたら大人500円。 ※この料金設定は無くなったようです。
プラスして青の洞窟も含めますと、大人1500円になります。
ただし、小学生は激安でして、洞窟のセットでも200円と安いです。
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洞窟の料金が高いと言うご意見が多いようですが、確かに高いなと言う印象を受けます。
上り下りは徒歩ですので、帰り道は登り坂で、大変でして、エレベーターがある訳でも無いですしね。
ただ、冬季は事実上、ほとんど観光客も来ないでしょうから、経営的には、このくらい頂かないと成り立たないのではと考えます。
もっとも、能登から帰って来て、しばらくは、仕事の売上もよかったです。
そのため、パワーをもらえたのであれば、非常に安あがりだったかも知れません。
なお、空中展望台スカイバードの受付建物「自然環境保護センター」には、お土産物店と、昼食も取れるレストランが併設されています。
このレストランなどは、入場料を支払わなくても利用可能です。
空中展望台スカイバードへの行き方・交通アクセスですが、電車の場合、のと鉄道・七尾線の終点・穴水駅から、北陸鉄道・珠洲特急線バスに乗車して1時間15分。
終点のバス停下車して、北鉄奥能登バス・木の浦行きに乗り換えて約25分、葭ヶ浦バス停下車の徒歩15分となります。
よって、レンタカーやクルマのほうが早くて便利です。
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無料駐車場がある場所は、当方のオリジナル北陸地図にてポイントしてありますので、ご参照賜りますと幸いです。
青の洞窟と空中スカイバードなどの見学所要時間は約30分ほどといったところです。
2024年1月1日の能登半島地震にて、お亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様に心からお見舞い申し上げます。
また、被災者の救済と被災地の復興支援のためにご尽力されている方々に深く敬意を表します。
能登の皆様の安全と、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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