層雲峡(そううんきょう)は、北海道上川町の大雪山国立公園にある渓谷で、観光名所になっています。
1921年(大正10年)に訪問した歌人・大町桂月が名付けました。
層雲峡を流れる川は「石狩川」で、約3万年前に噴火した大雪山からの溶結凝灰岩が、川によって浸食されて、約20kmに渡り形成された渓谷で、高さ200m前後の柱状節理の断崖が生成されています。
層雲峡の見どころとしては「大函」「小函」と「流星の滝」「銀河の滝」があります。
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銀河・流星の滝は、層雲峡にある2本の滝で、流星の滝は落差90mの直瀑、銀河の滝は落差104mの分岐瀑となっています。
この2つの滝は「流星・銀河の滝」として日本の滝100選にも選ばれています。
観光バスも止まれる駐車場が整備されており、2つの滝を間近に眺めることができます。
下記は、駐車場から撮影した「銀河の滝」です。
駐車場のお土産店になっている「流星・銀河の滝休憩舎」(滝ミンタラ)の裏側(裏山)に「双瀑台」と言う展望台もあります。
これこそ、ほんと、エスカレーターや、エレベーター、もしくは観光ロープウェイでも、設置して頂きたいところなのですが、急な階段を20分登って行くと「双瀑台」に到着します。
そもそも、崖が急峻なため、かなり急なところを上がりますし、ひとりが通行できるような山道(一部は2名通行可能)ですので、息は切れます。
今回は、途中から階段を修理中で、5分ほどのところにある「第1展望台」までしか、進めませんでした。
トップ写真や、下記が、その第1から撮影した銀河・流星の滝になります。
いつも感じるのですが、滝を南側に眺めますので、写真撮影すると、太陽が逆光になります。
木の葉っぱで、太陽光線を遮った状態でも、下記でした。
と言う事で、麓にあった、銀河・流星の滝のポスターをパチリ。
左が「銀河の滝」で、右が「流星の滝」となります。
双瀑台に登らなければ銀河・流星の滝の観光所要時間は10分ほどです。
流星の滝も単独で撮影する場合には、駐車場の手前の入口付近の道路脇まで、クルマを止めて、戻って行くと、撮影できます。
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層雲峡には他にも、白蛇の滝、岩間の滝など、いくつがありますが、簡単に見学できるのは、この、銀河・流星の滝のみとなります。
下記は銀河・流星の滝の無料駐車場の写真です。
シーズン中の昼間には、誘導の警備員さんがいますので、指示に従って、クルマを止めてください。
大雪山国立公園の面積は、神奈川県全体と同じくらいの約23万ヘクタールもあります。
冬季には層雲峡温泉にて「層雲峡氷瀑まつり」も開催されます。
大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイや、層雲峡「大函」とセットでどうぞ。
銀河・流星の滝へのアクセス方法・交通アクセスですが、JR旭川駅または上川駅より、道北バス「層雲峡行き」に乗車して終点「層雲峡バス停」下車します。
なお、層雲峡温泉にて宿泊する場合、旭川駅近くから無料送迎バスを運行している温泉旅館・ホテルも、中にはありますので、うまく活用できると良いです。
ただし、その層雲峡の温泉街から、銀河・流星の滝までは、約3.5kmあり、歩くと片道50分ほどの距離となりますので、徒歩ですと結構歩きます。
歩道は整備されていますので、レンタサイクルと言う手もありますが、ずっと坂道を登る感じです。
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大函と、銀河・流星の滝の駐車場の入口は、当方のオリジナル北海道観光地図にてポイントしておきますので、カーナビ代わりにご活用賜りますと幸いです。
※トンネル内は、GPSが効かないので、ご注意願います。
また、夏季の土日祝を中心に、駐車場は満車になる場合がありますが、回転は速いと存じます。
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