北海道観光

洞爺湖遊覧船 洞爺湖のカモメと洞爺ブルーの楽しみ方

洞爺湖遊覧船

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洞爺湖(とうやこ)は、北海道虻田郡洞爺湖町にあり、約11万4千年前に洞爺火砕流を噴出した噴火により「洞爺カルデラ」となり、その後、水がたまったカルデラ湖です。
東西約11キロメートル、南北約9キロメートルと、ほぼ円形の大きな湖になっています。
そして、湖の真ん中にある島は、約5万年前の火山噴火で形成された溶岩ドームと火砕丘の集まりとの事です。
コバルトブルーの湖面が美しいことから「日本百景」「新日本旅行地100選」、そして洞爺湖有珠山ジオパークが「世界ジオパーク」にも認定されています。


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湖面標高は371m、洞爺湖の深さは一番深いところで180mです。
名前の由来は、アイヌ語で湖・岸のことを言う「トヤ」(to-ya)に、漢字を当てはめたようです。

洞爺湖

今回は、洞爺湖遊覧船に乗船してみました。
洞爺湖は5回目ですが、遊覧船に乗船したのは、たぶん初めてです。

洞爺湖遊覧船

船内には売店、トイレも完備されています。
大小はありますが、比較的大きな船で、湖ですので、船酔いすることはあまりないでしょう。

洞爺湖遊覧船

遊覧船+昼食のランチクルーズ(5名以上で事前予約)も可能です。

洞爺湖遊覧船

湖上には縁結びの神様・弁天を祭った弁天島や、経済の神様・観音を祭った観音島があり、船内で放送される観光案内を聞きながら、大自然を満喫できるひとときを過ごせます。
なお、洞爺湖遊覧船は、洞爺湖を1周クルーズするのではなく、野尻湖の遊覧船のように、真ん中にある島に立ち寄ります。
その島は「中島」と呼ばれており「下船」できるのですが、下船しないで、そのまま遊覧船だけの乗船で済ますこともできます。

洞爺湖の中島

実際には、大島・観音島・弁天島・饅頭島と4つの島が集まっているのですが、総称として「中島」と呼びます。
山になっており最高点トーノシケヌプリは標高455mになります。(登山はできません)
中島は大自然が残っている大きな島ですが、一部が遊歩道(フットパス)として整備されていて、自然のエゾ鹿や白鳥、野生のリスなどに出合えます。
ただ、エゾシカは増えすぎて最大時には400頭もいましたが、エサ不足に陥り、頭数を減らしたようで、現在は20頭ほどだと言いますので、出会えない可能性が高いです。

洞爺湖の中島

入園料は200円で、洞爺湖森林博物館などの展示もありますが、入山は15時までになります。
入山時には、中島の売店または博物館にて入山の申し込みをして、下山したら必ず連絡するルールになっています。

洞爺湖森林博物館

この手続きを行っておかないと、天候不良などで、途中の便で船が欠航になる際などには、教えてもらえなくなります。

洞爺湖遊覧船

そのような船の時間の関係で、次の船は30分後ですので、少なくとも14時くらいの船に湖畔から乗らないと、中島は散策不可能です。
午前中などからであれば、ゆっくり滞在して1時間後、2時間後でも、船が最終でなければ、何時間でも中島に滞在可能です。
ジンギスカンのお店もあるので昼食・ランチも取れます。

洞爺湖

8月であれば、子供たちは、中島の水際で、水遊びも可能ですが、着替え・タオルは必須です。
なお、虫対策があると良いですが、中島は、風水でも、とても良いパワースポットとしても知られます。
雨が降っている場合には、下船する際に、無料で「傘」を貸して頂けます。
ただし、冬季は中島には寄りませんので、念のため、記載しておきます。

洞爺湖遊覧船

洞爺湖遊覧船の観光所要時間ですが、遊覧の往復だけでしたら50分です。
中島に上陸しますと、プラス30分になります。

夏季4月下旬~11月上旬は、朝8時~16時30分が運航時間で、30分間隔で出航します。
冬期11月上旬~4月下旬は、朝9時~16時で、60分間隔です。

洞爺湖遊覧船

出航場所(乗船場)は、中島巡り遊覧船桟橋(駅前桟橋)で、ホテルグランドトーヤさんの裏手です。
近所のコンビニに立ち寄れば、割引券・クーポン券が置いてある可能性が高いです。(在庫が切れていなければ)

洞爺湖

なお、夏の洞爺湖は、宿泊客のために、毎日、花火が打ち上げられます。
洞爺湖ロングラン花火大会です。
その花火を旅館の客室からでなく、洞爺湖遊覧船に乗船して湖上から見ることも可能です。
GWの4月28日から10月31日まで毎日運航で、夜20時30頃に出航するナイトクルージングです。
出航場所は昼間と違い、花火観賞船桟橋(本社前桟橋)からとなります。
ホテルのフロントなどで割引券をゲットしてください。


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服装ですが5月や9月は少し寒いですので、長袖など1枚あると良いです。
冬季はもちろん防寒具必要です。

洞爺湖遊覧船に乗っていると、船の周りにカモメが飛んできます。
オオセグロ・カモメで、体長約60cmと大きいです。
海辺・川・池などの近くに生息しているカモメです。

洞爺湖のカモメ

カルビーの「かっぱえびせん」は、船内の売店でも販売されています。
手に持っていると、カモメが食べに来る場合があります、うまく、持たないと、指を突っつかれて痛いです。
その場合には、カモメが接近してきたら、船から、エビセンを投げても良いですよ。
下記は、カモメの様子を撮影した動画です。

洞爺湖遊覧船への交通アクセスですが、JR洞爺駅前から道南バス洞爺湖温泉行きに乗車して約25分、終点バス停下車して徒歩5分となります。
無料駐車場は40台ほど完備されています。
当方のオリジナル北海道地図にて駐車場の場所をポイントしておきます。


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紅葉した羊蹄山など、紅葉の時期も素晴らしくキレイなところです。

洞爺湖の「中島」に上陸 散策するポイント
昭和新山 国の特別天然記念物である火山とは?
有珠山ロープウェイ 洞爺湖有珠山ジオパークの大自然
北海道観光地巡り用「北海道観光オリジナルGoogleマップ」


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髙田

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最後までご高覧賜りまして、誠にありがとうございます。
旅行会社勤務時の経験なども活かしまして国内旅行の情報提供中。
日本航空さんに年間10~30回搭乗して日本国内を巡っており、観光地での楽しみ方、お得な過ごし方などを掲載しております。
国内旅行地理検定2級、小型船舶操縦士1級、温泉ソムリエ、普通救命修了。
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