天安河原(あまのやすかわら)は、天孫降臨伝説など数々の神話が伝わる宮崎県高千穂にあります。
日本の神様の中で最高神の地位を占める神様・天照大神が、弟・須佐之男命(スサノオノミコト)の乱暴ぶりに耐えかねて、天岩戸の洞窟に隠れます。
そのた際に、八百万の神(やおよろずのかみ)が「どうしようか?」と、岩戸より出てもらうために相談したとされる場所が、この大洞窟「天安河原」で、別名は仰慕ヶ窟(ぎょうぼがいわや)とも言います。
古事記では天岩戸の段に「八百万神、天の安の河原に神集(かむつど)ひ集ひて」とあります。
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八百万の神々は「天安河原」にて相談した結果、天岩戸の前で宴会を開いたと言います。
天鈿女命(アメノウズメノミコト)が、きらびやかに舞い踊ると、興味を示した天照大御神が岩戸を少し開いたため、手力雄命(タヂカラオノミコト)が岩戸を全開にし、世の中に再び光が戻ったとされています。
天岩戸神社(西本宮)の境内を一番奥まで進んで、道路を少し行くと、下記のように天安河原への降り口があります。
近くに駐車場はありませんので、天岩戸神社・西本宮の駐車場利用となります。
天岩戸神社・西本宮をお参りがてら、徒歩で行くことになります。
岩戸川沿いに、降りて行く感じですが、階段などは少なめで、坂道は比較的緩やかでした。
天岩戸神社・西本宮から岩戸川に沿って徒歩約10分(500m)の距離で、途中には、ちょっと傾斜が急な橋もありますので、車イス・ベビーカーなどはキケンです。
また、川の水などで足元が滑りやすいところがありますので、歩きやすい靴・滑りにくい靴で訪れる必要があります。
上記の道を抜けると、天安河原が見えてきます。
河原と言うよりは、岩戸川沿いに、ポッカリと大きな穴が開いている崖と言う印象ですが、少し霧かかっており、幻想的になっていました。
石を積み重ねて祈願すると願い事がかなうということで、人の手でたくさんの石が積まれており、歴史を感じる神秘的な雰囲気が更に追加されています。
天安河原の奥には小さな神社・天安河原宮があり、思兼神(おもいかねのかみ)と、八百萬神(やおよろずのかみ)を祀っています。
願い事が叶うと、日本全国から参拝者が絶えません。
天安河原は、天照皇大神、天岩戸へ御籠り遊ばれた時に、八百萬神は天安河原へ神集神議り(相談した場所)になった事が、古事記などに記載されています。
その場所が、天岩戸神社より500メートル川上にあるこの天安河原だとされ、この大洞窟は高さ40m、奥行30mになっており、仰慕窟(ぎょうぼがいわや)と言う名称があります。
帰り道も、同じルートにて戻りますが、ちょっと、道が細いので、譲り合いながらとなります。
入口付近(帰りは出口)には、ちょっとした軽食店もありますので、疲れた時には、帰りに休憩もできると良いかと存じます。
天安河原へは24時間訪れることが可能ですが、夜は暗くて危ないですので、明るい時間にご訪問願います。
なお、川辺にあるため、川が増水している時には、参拝ができない恐れがあります。
年に数回との事ですが、通行止になっていた場合には、縁が無かったと言う事で、諦めましょう。
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