石垣御神埼灯台
石垣御神埼灯台(いしがき・おがんさき・とうだい)は、沖縄県石垣市崎枝(石垣島の西側)にある灯台で観光スポットにもなっています。
今回、石垣御神埼灯台は2回目の訪問で、前回の記憶は、駐車場から灯台の入口まで舗装道路があり道路の終点まで行ったけど、レンタカーを止められず切り返して戻り、駐車場に止めて歩いて向かったと言うことを覚えているくらいです。
この説明では、よくわからないですよね。
実際に行ってみないと・・・。
下記写真が、行き止まりで、クルマを方向転換した場所。
観光タクシー利用だとここまで入ってくれることが多いようです。
灯台には階段がかかっていますが、登ってはあまり意味がないので、岬の方へ足を進めました。
御神埼岬の先端には遊歩道が伸びていて散策可能です。
雨が降ったあとは、すべりやすいも。
梅雨の時期の晴れ間でちょっと天気よくないですが、対岸には西表島が見えました。
御神埼の先端付近は岩が露出している場所となります。
目を下に向けると、石垣・御神崎のコバルトブルーの海が綺麗でした。
歩く際には特にフェンスなどありません。
足元はゴツゴツ岩がありますので、どうぞ転倒などしないようご注意願えれば幸いです。
なお、今回は「風」は弱かったのですが、普段は風が強い事でも知られています。
帽子など飛ばされないようにご注意願います。
訪問する前にカゼが強いかどうかを判断する場合、海の沖合に「白波」が立っているか?どうかがひとつの目安となります。
あと、短い動画も撮影してみましたので、よければご高覧賜りますと幸いです。
御神埼には「八重山丸遭難の碑」がありますが、これは昭和27年12月8日に八重山丸が遭難した慰霊碑らしいです。
那覇から石垣に向っていた八重山丸(40.39トン)は、風が強くなった中、操舵チェーンが切れて航行不能になったようで横波を受け、御神崎から南西2600mの場所で転覆・沈没との事。
残念ながら死者行方不明者35人を出しました。(生存者は乗組7名・乗客3名)
あと20分で石垣港に到着するところだったとの事です。
船の免許を持つ端くれとしても、謹んでご冥福をお祈り申し上げたいと存じます。
ちなみに、高さ17mの灯台は比較的新しく、1983年から運用開始されたとのこと。
今となっては、船のGPSや水深計などの最新技術もあり、灯台が不要となりつつあります。
石垣御神埼灯台の見学所要時間は20分~30分程度になります。
交通アクセス
石垣港離島ターミナルから車で約50分。
石垣御神崎に入る道路は、途中、下り坂で右に曲がって登って行きます。
この右折するところだけ、通り過ぎないよう、カーナビ設定などできると良いです。
ただ、今回は、10台ほどの駐車場がほぼ満車でして、なんとか止められたのですが、平久保崎のクルマの多さと同じくビックリしました。
昔、こんなにレンタカーが多いと言う印象は無かったのですが、やはり新石垣空港ができてから観光客は増えたのでしょう。
晴れている日の夕方は、東シナ海に沈む夕日や星空「サンセットビュー」を見ようとたくさんの方が訪れ、駐車場もレンタカーで満車になりやすようです。
日没になると足元も見えにくくなり危険が伴います
家族や友人らと石垣島に来た単なる観光として訪れるのであれば、安全な昼間が良いでしょう。
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訪問タイミング的には、石垣市街地から川平湾に向う途中に寄れると移動効率も良いです。
公衆トイレとジュースの自動販売機(売れ切れ注意)はありますが、携帯電話は電波が繋がりにくいです。
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