鎌倉観光

常楽寺の大姫と木曽義高の墓【北条政子ゆかりの地を散策】大船編


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梅雨の晴れ間に、北条政子に関する史跡を訪れる為、大船・鎌倉に行って参りましたので、その時の散策に関して記録を残しておきます。
今回の目的地は源頼朝の正室「北条政子」にゆかりある史跡と言う事で、大船の「常楽寺」、「白旗神社」の源頼朝の墓、「寿福寺」北条政子の墓です。

そして、今回は鎌倉で移動が伴う為、自動車では行かず「電車」での訪問としました。
どの順番で行こうかと、電車に乗っている間も悩んだのですが、大船の「常楽寺」から訪れる事にしてみました。


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常楽寺

鎌倉幕府第3代執権・北条泰時の墓、大姫の墓(北条政子の娘)、そして大姫の夫である木曽義高(源義高)の墓があります。

常楽寺の参道

常楽寺は、1237年に、北条泰時が妻(三浦泰村の娘?)の母・室家母尼の追善供養のために、墳墓の傍らにお堂を建てたのが始まりとされています。

常楽寺

大船駅からは歩いて約15分といったところでした。
道が狭い所もあるので、スマホでgoogleマップを見ながら移動しました。

常楽寺

大変趣がある古刹です。
裏手が「丘」になっています。

第3代執権・北条泰時の墓

上記は第3代執権・北条泰時の墓で、本堂の裏側にあります。
3つの墳墓があるのですが、その一番右が北条泰時の墓です。

そして、大姫と木曽義高(源義高)の墓ですが、境内の外側にありますので、一度、常楽寺から出る形となります。

常楽寺近くの道

常楽寺の西側となる境内脇の狭い小道を北へと歩いて行きます。

常楽寺

そのまま道なりに進むと、裏手の丘に登る道が現れますので、登ってきます。 
きちんと散策用の階段が整備されていました。

大姫の墓

その丘の道をちょっと登ると、最初に見えるのが源頼朝と北条政子の娘「大姫の墓」です。
墓と言うよりは「祠」のようですが、実は、この墓は、北条泰時の娘で三浦泰平の妻・宮姫の墓でもあるとされています。
これが、大姫の墓だとする説もありまして、まぁ、実際のところはよくわからいなと言うのが実情です。

木曽義高(源義高)の墓

大姫の墓は丘の中腹にあるのですが、その丘を登り切ったところにあるのが、源義仲の嫡男・木曽義高(源義高)の墓です。
大姫の旦那さん(予定)ですね。

木曽義高(源義高)の石碑

大姫の墓は、場所が分かりにくいので、下記の地図にポイント地点として記しておきます。
常楽寺の観光所要時間は約20分といったところです。

さて、このあとは鎌倉に向かう為、常楽寺のバス停から江ノ電バスにでも乗ろうかと思ったのですが、ちょうど時間が悪くて約15分待ちでしたので、ひとつだけバス停を飛ばして歩いて行く作戦を取りました。
しかし、次のバス停に着いても、まだバスの時間との差は埋まらず、そのまた次のバス停へと繰り返しているうちに、北鎌倉駅に到着してしまいましたので、北鎌倉駅から横須賀線に乗りました。
もちろん、北鎌倉駅近くには、円覚寺東慶寺などもありますので、鎌倉が初めての方などは合わせて散策なさると良いですね。
小生は、先を急ぐため、2分後に発車の横須賀線にすぐ乗ろうとしたのですが、運悪く東京方面の電車が来て「遮断機」が下りてしまい、そうしている間に鎌倉方面の下り電車も来てしまうと言う状況に・・。
そうなんですよ。
北鎌倉駅は、反対側のホームに渡るのには、駅構内の「踏切」しかないもので・・。
ずっと歩いてきたので、良い休憩にはなりましたが、15分のロスは大きかったです。

・と、言う事で源頼朝の墓に続きます

北条政子の解説【尼将軍と呼ばれた御台所】鎌倉殿の13人
大姫の解説【源頼朝・北条政子の長女】
木曽義高の解説【鎌倉殿の13人】


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髙田

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旅行会社勤務時の経験なども活かしまして国内旅行の情報提供中。
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